2010年02月07日(日)03時01分

Red Dead Redemption プレビュー

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Rockstarのオープン・ワールド西部劇アクションRed Dead Redemptionの最新プレビューがIGNに掲載されています。

Red Dead Redemptionを目にするたびに、ワクワク感が増していく。私は先日、遂に実際にこの手でRockstarのオープン・ワールド西部劇をプレーする機会に恵まれた。銃と銃弾の詰まったバッグ、信頼の置ける馬、鹿の皮を剥げるほど巨大なナイフ。私には、このアメリカ西部で名を成すのに十分な道具が揃っている。

これまでRed Dead Redemptionに注目してこなかったのなら、今からでも遅くはない。ゲームの主人公は、アウトローから足を洗おうとしたもの上手く行かなかった男、John Marston。再び揉め事の渦中に放り込まれる主人公の命は、プレーヤーにかかっている。あらゆる人間が彼の命を狙っているのだ。

実際にプレーさせてくれる前に、Rockstarはまず戦闘シーンを見せながら操作性とメカニックを説明してくれた。このシーンは、メキシコ国境の南で勃発しようとしている内戦に関連したクエストだ。戦闘の舞台は谷になっていて、敵が上から見下ろしている状態だ。スナイパーライフルで敵を倒していく間、私は風景を眺める事が出来たが、赤みを帯びた岩肌が実にクールだ。戦闘を続けながら峰の頂上にある隠れ家へとMarstonが上がっていく途中、カバー・メカニックや様々な銃、Dead Eyeメカニック、そしてとにかく凄いアニメーションを目にする事が出来た。

Grand Theft Auto IVと同様に、Rockstarは本作でも再びNaturalMotionのEuphoriaエンジンをアニメーションに採用している。よりリアリスティックにグレードアップされているが、多くの西部劇映画のような誇張された風味が付け加えられている。スクリーンショットや動画を見てもRed Dead Redemptionは十分過ぎるほどクールだが、実際に自分の手で操作して盗賊どもをなぎ倒していくのは格別だ。

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Dead Eyeメーターが満タンになると、その効果を堪能できる。これを発動すると、全てがスローモーションとなり、ピンポイントの射撃が可能になるのだ。複数の敵を相手にした時に役に立つが、とにかく格好良いキルを演出するのが実に楽しいのだ。1発の銃弾で派手に倒れてくれるし、どこに命中したかによって、仰け反ったり横に倒れたりしてくれる。接近してショットガンで吹き飛ばすと、文字通り体が宙を舞うのだ。これが最高に楽しい。敵に向かって発砲すると反撃しようとしてくるので、そこですかさずDead Eyeボタンを押し、敵に銃弾の雨を浴びせて躍らせるのだ。TNTやランタンを撃ち抜けば、複数の敵を一気に吹き飛ばす事が出来る。

カバー・システムは、非常に滑らかでとっつき易いと感じた。私が見た全てのセクションでは、背の低い壁などの遮蔽物が所狭しと並べられていたのも嬉しい。峰での戦闘は長丁場になったが、そこら中にレンガ造りの家が点在していた。それ以外にも、炭坑用トロッコを押しながら、その後ろに隠れて戦うシーンなども存在する。

だが私のお気に入りは、開かれた場所での戦闘だ。自らの危険も省みないカウボーイほど格好良い男はいない。敵の総攻撃を受けずに成功させるのは容易ではないが、ゆっくりと敵の背後から近づいて、至近距離から吹き飛ばしたり、ナイフで喉を切り裂く事も可能なのだ。長距離ライフルや火炎瓶を使っても良いが、それじゃ腰抜けだ。

Marstonは他人に足蹴にされて黙っているような男ではなく、正に有限実行の男だ。とあるミッションに先立ち、Marstonが興味を持つマシンガンの情報を持っているという酔っ払いのアイルランド人を紹介された。計画が失敗したら殺す、とこの無愛想なアイルランド人をMarstonが脅すと酔いが覚めたようで、すぐさま盗みと殺しの仕事に出かける事となった。Red Dead Redemptionに登場するキャラクターは、見た目や台詞なども含め、全員が素晴らしい出来だ。これは、Rockstarの過去の実績を考えれば驚く事ではないだろう。

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馬に乗って郊外に繰り出すと、そこには更に素晴らしい光景が待っている。私が駆け回ったのはゲームのほんの一部分だが、それでもとにかく広大だ。想像力のない者は、道から外れずに小さな村や交易所を行き来すると良いだろう。郊外を見て回ると、ダイナミックな天候システムの美しさを存分に味わう事が出来る。ガラガラヘビなどに出くわさなくて済むので安全ではあるが、それでは荒野を満喫出来ないだろう。馬で草むらに突っ込めば、草やサボテンが折れ曲がって新たな道となるし、逃げ回る小動物たちを追い掛けて、自由に狩りを楽しむ事も出来る。鹿の皮を剥いで、街で売る事すら可能なのだ。

助けを必要としている一般市民に出くわす事もある。Red Dead Redemptionには、ランダムに生成されるちょっとしたサイドクエストが沢山あり、私がプレーしている最中にも幾つか遭遇した。誘拐されかかっている女性や、客らしき男に殴られている売春婦、盗賊の襲撃を受ける農家などだ。

紳士としては、当然彼らの助けるのが当然だ。そのための銃もある。だが楽しいのは、善と悪は全て解釈次第だという点だ。私は結局盗賊に味方して農民を殺したし、売春婦が殺されるのを見物してから、その男をショットガンで吹き飛ばした。誘拐されそうになっていた女性?誘拐犯は殺したが、女性は縛られたままにして馬に乗せ、そのまま散歩する事にした。

自分の行動がどういった影響を及ぼすのか、確認出来るほど長くはプレー出来なかった。悪い事ばかりしていると賞金をかけられるのかも知れない。少し悪事を働いただけでも、悪名レベルが上がっていった。メーターを最大まで上げた場合、市民たちがどういった反応を見せるのか興味深い。

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最後に私は街を細かく探索したので、賞金をかけられなかったのは幸いだろう。殆どのお店は閉まっていたために、新しい武器を買ったりといった事は出来なかったが、酒場でナイフのミニゲームを試す事は出来た。酒場では、酔っ払って常連客を突き飛ばしてしまった。ミニゲームでは、リズムに合わせてタイミングよくボタンを押していくと、大きく開いた指の間をナイフが突き刺していく。何とか全ての指を守る事に成功した。

2010年には、素晴らしいゲームが多く発売される。ヒットするものもあれば、コケるものもあるだろう。Red Dead Redemptionは、ヒットに向けて順調な仕上がりを見せている。美しく、操作性も良く、GTA IVに欠けていた「楽しさ」が存在するのだ。現在は最適化やバグ修正、調整などが行われているが、既に質の高さは見て取れる。カレンダーの4月末に印を付けておこう。西部の無法地帯とのデートが待っている。

[ソース: IGN]