2010年04月21日(水)17時17分

Dead Rising 2 協力プレー・プレビュー

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先日ハワイで開催されたカプコンのプレス・イベントにて、Dead Rising 2の協力プレーが初公開され、その模様を1UPがリポートしています。

ゾンビというのは、ナチス同様ビデオゲームにとってパーフェクトな敵役だ。脳みそも魂もなく、何の躊躇もなくなぎ倒す事が出来る存在。ゾンビを殺す新たな方法を色々と考え出すのは楽しいものだが、カプコンのゾンビ殺しシミュレーターDead Rising 2では尚更だ。もっと楽しむ唯一の方法は、友人と一緒にゾンビ狩りに繰り出す事。前作をプレー中に孤独を感じたユーザーの事をカプコンは忘れていない。先日行われたプレス・イベントにて、カプコンの稲船敬二氏が協力プレーを初公開してくれた。

Fable 2のような、いつでも飛び入り参加が可能なマルチプレーと同様、本作も物語の進行具合に関係なく友人を招き入れる事が可能だ。参加した側の物語は先には進まないが、PP(Dead Risingの経験値)と現金は自分のゲームに持ち越す事が出来る。ゲームを最初から最後まで協力してプレーする事が可能になっていて、カットシーンには一人しか登場しないものの、2人ともが主人公のChuck Greeneを操る事になる。

私が今回プレーしたバージョンは、シングルプレーと協力プレーの両方でフレームレートに問題を抱えてはいたが、それ以外はおおむね良好な仕上がりだ。残念な事に、冒頭から約3分の1ほど進んだカジノのエリアしかプレーする事が出来なかった。シングルプレーと協力プレーでこのエリアを何度かプレーしたが、友人が援護してくれる協力プレーの方が遥かに好みだ。ゾンビの大群に圧倒される事もないし、たとえノックアウトされても、ビールやポテトチップなどで復活させてもらえる。友人が一緒なら、わざわざ部屋からゾンビを一掃しなくても、のんびりスロットを楽しめるのだ(ちゃんと100ドル払ってもよし、手持ちの鈍器でぶち壊してもよし)。

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だが、友人を誘い入れる主な動機は、ボス戦という事になるだろう。今回のデモでは1種類のボスしか登場しなかったが、何度か一人で立ち向かっていったものの、瞬殺されてしまった。カジノ・エリアの最後に登場するボスは、タイトなドレスに身を包み、刀を装備した2人のギャル。主人公の周りを走り回り、ブロックしにくい同時攻撃を仕掛けてくるのだ。ゾンビよりも遥かに手強く(顔面に銃弾を食らわせてもガンガン突っ込んでくるのだ)、ヘルスも豊富。しっかりと装備を固めて、戦うよりも長く逃げ回りでもしない限り、あっという間にヘルスを削られてしまうだろう。だが友人と一緒なら一対一の勝負になり、それならばそれほどタフな相手ではない。釘だらけのバットを装備していれば尚更だ。

釘バットは、ゲーム内で作成出来るDIY武器のほんの一例に過ぎない。それ以外に試した武器は、どれもボス戦よりもゾンビの大群を相手にするのに適したものばかり。採血機(バキュームに剃刀を装着)や電気くま手(くま手に車のバッテリーを取り付け、複数の敵を感電させる)で攻撃するにはギャルたちは素早すぎるが、どちらの武器もゾンビの大群には最高に効果的だ。フリーダム・ベアもなかなか楽しいアイテムだ。クマのぬいぐるみにマシンガンを取り付ければ、近くによってきたゾンビに向けて自動的に発射する、即席セントリーガンの出来上がり(センサー技術がどこから出てきたのかは君の想像にお任せする)。だが、私のお気に入りはビール・ハットだ。普通の建設用ヘルメットにビールの缶を取り付ければ、ポータブルのヘルス回復パックの出来上がり。だが、飲み過ぎには注意した方が良い。あまり飲み過ぎると吐き気を催してしまい、しばらくの間無防備になってしまうのだ。

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これまでカプコンが公開して来たのは、殆どがゾンビをいかに殺しまくるかという要素ばかりだが、その裏にはちゃんと物語が存在する。ゾンビ大発生に巻き込まれたChuck Greeneは、カットシーンによると、彼自身が元凶らしい。本作での目的は、ゾンビ発生の濡れ衣を晴らし、幼い娘を守り抜く事にあるようだ。稲船氏によると、Chuckの家族愛溢れる部分に最も共感を覚えるそうだ。稲船氏にもChuckの娘と同年代の娘がいるそうで、彼女を守るためなら何でもすると語ってくれた。

稲船敬二: 最愛の娘の命が危険に晒されるChuckと同じ状況に私が陥ったら、Chuck Greeneと同じくらい男気を発揮するだろうね。だからゲームをプレーする時、プレーヤーはChuck Greeneになるわけだけど、部分的に私でもあるんだ。

マルチプレーの追加や新キャラクターの登場があっても、Dead Risingらしさは失われていない。馬鹿みたいな服装を試すのに時間を費やす事も出来るし、ただゾンビを倒すだけでなく恥をかかせる新たな方法を模索したりも出来る。スーパーヒーローのコスチュームとひげメガネを身に着けてドラマチックなカットシーンに突入したら、シーンが台無しになるか?勿論だ。だが、グロくて馬鹿馬鹿しいグラインドハウスなノリのユーモアこそ前作の売りだったわけで、Dead Rising 2は更にパワーアップしているようだ。

[ソース: IGN]

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