2010年05月24日 (月)

Arcania: Gothic 4 プレビュー

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ゲーム機進出第1弾となる人気RPGのシリーズ最新作Arcania: Gothic 4のプレビューがIGNに掲載されています。

近年、Gothicシリーズは大幅な変化を遂げた。Piranha Bytesが開発を手掛けたオープン・ワールドRPGフランチャイズの最初の3作品は、PCのみでの発売であった。より具体的に言うと、Gothicシリーズは自分で決断を下し、探索して新たな土地やメカニックを自分のペースで切り開いていく事を好む、そういうタイプのゲーマー向けの作品だったのだ。ユーザー・フレンドリーな作品ではなかったが、Piranha Bytesが去った後も、中途半端な出来だったGothic 3にパッチを作り続けるような、熱心なファン・ベースを生み出した。

Gothic 3の後、Piranha BytesはRisenを完成させ、GothicシリーズはSpellbound Entertainmentへと移った。ゲームはマルチプラットフォームとなり、北米のより幅広い客層にアピールするような作品に仕上げる事が目標となったのだ。タイトルも、Arcania: A Gothic TaleからArcania: Gothic 4へと変更された。物語自体は過去作と繋がっているものの、名無しの主人公はもうプレーアブル・キャラクターではなく、Gothic 3よりも若干狭くなった新世界の腐敗した王様になっている。

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今回プレーヤーは、Feshyrという島の小さな町出身の羊飼いという新キャラクターを操作する事になる。この島はプレーヤーのトーレーニング場の役割を果たしており、思いを寄せる女性Ivyの父親のために、鹿狩りをしなければならない。Feshyrはとても美しい島で、丘には岩が点在し、わらぶき屋根の家や壊れた手押し車、美しい風景が広がっている。鉄床にハンマーを振り下ろしている鍛冶屋を通り過ぎると、広大な草原が目の前に広がり、巨大な岩肌が荒れ狂う海原に突き出ている。本作の開発チームは、プレーヤーにありとあらゆる場所を探索して欲しいと考えているので、遥か遠くに見える雪山や魔法の沼地、闇に包まれた森、丘に聳え立つ謎めいた灯台など、目に見える場所には必ず辿り着く事が出来るようになっている。

目的地に辿り着くまでの過程は、過去のGothicシリーズよりも楽になっている。テレポーテーションの石は再登場するが、それらは目印となるような場所のすぐそばに都合よく配置されているのだ。起動させると、一瞬でその場所を行き来する事が可能となる。洞窟の奥深くまで行った時に、アイテムを交換したくなったり新たなクエストを請け負った場合などには、だいぶ楽になるだろう。以前のように、ランダムに隠された石を探し回らなくて済むようになっているのだ。それ以外にユーザー・フレンドリーになった部分で言えば、マップ・アイコンやクエスト・マーカーがどこに行けば良いのかピンポイントで示してくれるため、世界を旅するのが容易になっている。ここまで優しくしてもらわなくても良いというプレーヤーは、HUDをほぼ全て非表示にする事も可能になっている。

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クリーチャーとの戦闘はリアルタイムの3人称視点で行われ、スキル・ツリーと関連して様々な戦闘法が用意されている。レベルが上がるたびに、ツリーの様々な枝部分にポイントを振り分けていき、打撃攻撃やスタミナ回復速度などをアップさせたり、弓矢のズームインなどの新能力を取得したり、氷や雷、炎の魔法などの新たな攻撃方法を身に付ける事が可能になっている。ゲームには無数の武器や防具が登場し、それぞれが様々な文化的モチーフを基にデザインされているという。つまり、Feshyr周辺で手に入れた装備品は、この地域の産業を反映し、魚や海関連の要素が掘り込まれているのだ。

両手で装備する巨大な剣で戦闘に向かうのが良いか、違いは何もその威力だけではない。その重みで武器の持ち方も変わるし、振りも遅くなる。コンボ・アシストをオンにしておくと、武器を振った時に武器が少し光るようになり、コンボを繋げるにはいつボタンを押せば良いのかが分かるようになっている。敵の攻撃を回避する回避動作もあるし、ポーションを飲むのは一瞬で済むため、ヘルスを回復したい時に、わざわざ岩の後ろに隠れてアニメーションが終わるのを待たなくて良いようになっている。

戦闘時にはいつでも戦闘モードを切り替える事が出来るので、敵と距離を置きたいと感じたら、すぐに弓矢を装備して弓を射ると良いだろう。弓を引いた状態でも動き回る事が可能なので、敵に狙いをつける時に一箇所に留まらなくても良いのだ。オートエイム・アシストも存在するが、これを使用した場合には、手動で狙いをつけた場合よりも威力は弱くなってしまう。

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魔法は3種類のタイプから選択する事が可能で、それぞれに特殊な効果がある。雷は敵を一時的に麻痺させ、炎は継続してダメージを与える事が出来、氷は敵の動きを鈍くさせる事が出来る。特定の魔法スキルにポイントを振り分ければ、更にダメージを増加させる事が出来、雷で同時に複数の敵を麻痺させたり、ファイヤーボールを幾つも同時に発射する事が出来るようになる。それに、魔法を使える状態にするとボワーッと光るので、暗いダンジョンで松明がない場合などに役に立つだろう。

Feshyrでのチュートリアルが終わり、王様が主人公の街を破壊して物語が始まってからは、とにかく戦闘が盛り沢山だ。オープン・ワールドではあるものの、一部の門は物語をある程度進めないと開かれないようになっている。それでも、昼夜の時間経過や驚異的なライティング・エフェクト、ディテールに富んだ天候システムなど、探索の旅に出る前から見惚れてしまうような世界が目前に広がっている。特に、本島と橋で繋がった場所にある、海に突き出た街のようなメジャーな街は、実に詳細に描かれている。塔と通路の間には洗濯物が干してあり、このバーチャル空間に生活感をもたらしている。ゲームの他の部分も同じような出来である事を願っている。

その他にも、錬金術システムやロックピック・ミニゲーム、ステルス・メカニック、巻物や魔法グリフ、派閥から与えられるサイド・クエストなど、この広大なゲーム世界にはとにかく様々な要素が詰まっているのだ。今回のデモはXbox 360で行われたのだが、まだ開発途中とはいえ、既に上々の出来であった。コントローラーでの操作には少々慣れが必要だが、何とかなりそうだ。本作のようなゲームで問題になる事の多いバグやパフォーマンス障害に関しては、発売されるまで判断は出来ないだろう。Xbox 360、PS3、PCにて発売予定。

[ソース: IGN]


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