2010年06月07日(月)22時35分

Alpha Protocol 海外レビュー

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Alpha Protocolの海外レビューです。

1UP B+/A+

Alpha Protocolは特に長いゲームというわけではなく、サイド・ミッションをどれだけこなすかにもよるが、メイン部分は12時間もあればクリアできるだろう。だが、それ自体は別に悪い事ではない。選択によっては会話や物語が大きく変化するので、2周目を体験する価値は充分にあるのだ。

Cheat Code Central 4.3/5.0

キャラクター・カスタマイズは不可解なまでに基本的な部分だけに留まっているし、ボス戦は鬱陶しいほど安っぽい。だが、最高級のプロダクション・バリューとボイス・ワークによるゴージャスなゲームだ。様々なキャラクターと関係を築いていくのは楽しいし、簡単すぎるきらいはあるものの、ステルスも良く出来ている。調査が基本にある聞き込み捜査など、本物のスパイの気分をたっぷり味わえるのだ。そんなゲームは殆どない。Alpha Protocolを気に入るかどうかは、君がどれくらいスパイ物を好きかによるだろう。シークレット・エージェントになりたいと思った事がある人間なら、楽しめるはずだ。

MS Xbox World 7.5/10

Alpha Protocolの根っこの部分は良いゲームなのだが、少々野心的過ぎたかもしれない。未来の出来事に影響を及ぼす選択、ゲームプレーを大きく変えるスキル、多彩な登場人物といった素晴らしいアイディアも盛り込まれているが、技術的な問題点に足を引っ張られている。スキル・パワーは非常に使い辛いし、ゲームプレーを阻害するカメラ・アングル、頻繁に遭遇するバグ、そして開けた場所にいても高さが違えば発見されないといった通常では考えられないようなデザインなどだ。

これらの欠点を無視して、本作を額面通り受け取る事が出来れば、テレビに釘付けになる魅力的なアドベンチャーが待っている。安っぽいスパイ映画のように、プレーヤーを楽しませ続けてくれるだろう。磨き上げだけが足りなかったのがとても残念である。3人称のアクション・ゲームを期待しているゲーマーは、スキルが殆どない序盤部分にガッカリするかもしれないが、チャンスを与えてあげれば報われるだろう。我慢するのがイヤならば、本作は素通りした方が良い。RPGファンにとっては、アグレッシブなボス戦には苦しめられるだろうが、キャラクター・カスタマイズも豊富だし、ミッションへの多彩なアプローチが可能なやりがいのあるゲームとなるだろう。

GameDaily 7.0/10

開発が難航したゲームではあるが、Alpha Protocolはレンタルには悪くない。選択によって物語や登場人物たちとの関係性が変化していく様子には惹き付けられるし、最低でも2周はしたくなるだろう。だが、幾つかの問題点を我慢しなければならないので、注意して欲しい。Tom Clancy’s Splinter Cell: Convictionを髣髴とさせる作品に仕上げる事が出来ていれば、セガはスペシャルなゲームを手に出来たかもしれない。

GamePro 3.5/5.0

Obsidianが本作、特にRPG要素に心と魂を注ぎ込んだであろう事は明白だが、情熱よりも磨き上げが必要だった。Alpha Protocolをお勧めする理由はたくさんあるが、目に付きやすい欠点が優れたアイディアを曇らせてしまっている。そうした欠点にもかかわらず、バラエティ豊富なゲームプレーや陰謀渦巻くキャラクター主導型の物語、アクション、ステルス、ロールプレイング要素の魅力的な融合に、私は魅了された。Mass Effect 2のゲーム・オブ・ザ・イヤー並のクオリティには及ばないが、異なったエンディングを見るために暗殺したり、首をへし折ったり、尋問したり、ハッキングをしたり、ワイヤーを滑り降りたり、世界中を飛び回ったりしたくなるゲームである。

Game Imformer 6.5/10

これまでにKnights of the Old Republic IIやNeverwinter Nights 2といったゲームを手掛けてきたObsidianの面々は、RPGを知り尽くしている。Alpha Protocolはそうした専門分野の対を成すものではなく、RPGシステムはしっかりとした良い出来だ。出来れば、旧世代の3人称シューターではなく、充実したスパイ・アドベンチャーとして体験してみたかった。

GameTrailers 6.4/10

RPGならばゲームプレーに欠陥があっても許せた時代は、もう過去の事。Alpha Protocolのアクション部分は普通のRPG部分と同等の出来であるべきだったが、遠く及んでいない。とにかく我慢強い人間にしかお勧め出来ない作品だ。どんな酷いゲームプレーにも耐えられるなら、それ以外の部分を楽しめるだろうが、それもなかなか難しいだろう。

IGN 6.3/10

ObsidianによるAlpha Protocolは、独創的な舞台設定と選択のパワーを提供してくれる。大半の登場人物の運命をプレーヤーが決めるゲームで、デザイナーと同じくらいプレーヤーがゲームの行く先を決定付けているという感覚を与えてくれる。サイレンサー付きピストルを手に隠密行動を取るか、銃弾を撒き散らして大暴れするか、自由にプレー・スタイルを選ぶ事が出来るので、最初は最高に楽しいロールプレイングを堪能出来ると感じるかもしれない。だがObsidianは、場所によってはこっ酷く失敗してしまっている。よりバランスの取れた登場人物がもっといれば良かったかもしれない。どんでん返しに満ちた陰謀と世界制服の物語を取り巻くステレオタイプな人物たちには、非常に感情移入し難いのだ。バランスの悪いスキル、バグ、頭の悪い敵、単調な戦闘などがゲームの質を貶めていて、Alpha Protocolは素通りしても何の問題もないゲームになってしまっている。

Video Gamer 6.0/10

Alpha Protocolは、机上ではRPGとアクションの最高の要素を融合させて新鮮なコンセプトを加えた、極めて魅力的なゲームに見えるかもしれない。だが、実際の仕上がりは最悪だ。会話システムを除くと、まるでB級の3人称シューターだ。欠点の数々にも関わらず、Alpha Protocolにはそれなりに楽しめる部分もある。部分部分だけを見れば、それほど悪くないゲームなのだ。欠点だらけの皮の下には多くのポテンシャルが眠っている。今回Obsidianはそのポテンシャルを引き出せずに終わったが、将来誰かがこのコンセプトを上手く活かしてくれる事を願う。

GameSpot 6.0/10

Alpha Protocolの野心は賞賛に値するし、熱心なRPGファンならば本作の複雑さを楽しめるだろう。だが、未完成な要素が多々あるのが実に残念だ。奇妙なカバー・システム、全体的な安っぽさ、見過ごされた根本的な欠点などのせいで、全体の体験の質が落ちてしまっている。手の込んだストーリーテリングと人物描写は素晴らしい出来。出来の悪いゲームプレーがその水準に達していないのがとても残念である。

Giant Bomb 3.0/5.0

Alpha Protocolをプレーしようと思うなら、悲惨なまでの技術的な問題点やアクションとロールプレー部分の乖離の数々が、15時間ほどのプレー時間における最大の敵になるという事を頭に入れておいて欲しい。とにかく素晴らしく一見の価値があると思わせる箇所はあるが、そこに辿り着くまでの道のりは非常に険しいものだ。

G4TV 2.0/5.0

Obsidianは才能溢れるデベロッパーだ。彼らには、アクションとRPGを巧みに融合させたゲームを作り上げてきた実績がある。だが、本作は失敗作と言わざるをえない。舞台設定は活かされていないし、ゲームプレーも機能せず、バグも多い。これでは、Alpha Protocolをマゾっ気のあるハードコアなRPGファン以外にお勧めするのは難しいだろう。迷っているユーザーには、こう助言しよう。Alpha Protocolは、政府の隠密作戦のように扱う事。つまり、存在しないかのように振舞うという事だ。

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  • カテゴリ: 海外レビュー タグ: Alpha Protocol