2010年06月18日(金)00時46分

【E3 10】 Assassin’s Creed: Brotherhood マルチプレー・プレビュー

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Assassin’s Creed: Brotherhoodのマルチプレーに関するプレビューがIGNに掲載されています。

ご存知の通り、Assassin’s Creed: BrotherhoodはAssassin’s Creed IIの直接的な続編だ。Ezioは既に40歳になっているが、今回はローマの街を駆け回る事になる。つまり、シングルプレーはAssassin’s Creed IIにとても似たものになるという事だ。

全く似ていないと言えるのが、Brotherhoodで初めて導入されたマルチプレーである。私はこのAssassin’s Creed: BrotherhoodのマルチプレーをE3開幕前のイベントでプレーする機会に恵まれたが、このシリーズのデザイン哲学を支持する者にとって、極めてユニークなマルチプレーに仕上がっていた。

「デザイン哲学を支持する」というのはどういう事だろうか?答えは単純だ。Brotherhoodのマルチプレーは。暗殺者になるというアイディアがベースになっている。走り回って殺しまくるのではない、本物の暗殺者だ。Assassin’s Creed: Brotherhoodの世界において、それはつまり群衆に紛れて一般人のように振る舞い、目標やライバルの暗殺者を殺す時だけ群集から飛び出して暗殺し、再び群衆の中に戻っていくという事を意味している。

私がプレーしたモードはWanted(製品版に幾つのモードが収録されるかは不明)というもので、8人のプレーヤーが定められた目標の人物を探し出して暗殺する事になる。ここで、前述のデザイン哲学が効いてくるのだ。今回のデモでは、よく分かっていない記者たちが走り回り、ステルスをせずに目標を殺していたのだが、これではライバルの暗殺者に簡単に見付かってしまうし、ローマの衛兵たちの注意も引いてしまう。

暗殺者という役割を演じてこそ、クールにプレー出来るのだ。シングルプレーで群集に紛れ込むのと同じ事が、マルチプレーでも可能だ。それだけでなく、新たに10の新能力が追加されている。その中には、一定時間普通のローマ市民にモーフィング出来たり、煙幕弾で囮を作り出したりといったものがある。

使用可能な能力はレベルによって決まり、これは経験値を稼ぐ事で最大50まで引き上げる事が出来るようになっている。モードやキャラクター・スキン、マップなどは、この経験値を通して解除していく事になる。唯一の不満は、この経験値はマルチプレーのみの存在だという点だ。シングルプレーでの行動がなんらかの形でマルチプレーにも反映されたら最高だったのだが、現時点ではそうなっていない。

さて、暗殺者に戻ろう。マルチプレーでは沢山の殺しに手を染める事になるのは確かだが、連続キルを保ってポイントを積み上げていくためには、逃げる事も重要になってくる。派手に殺しまくっていると衛兵が後を追ってくるようになるが、こうしたトラブルを避けるためのメカニックも用意されている。まず、衛兵に追われている最中にくぐると、自動的に閉まる門が街中には存在する。この門をくぐると、門が閉まって追っ手を通れなくしてしまうのだ。これ以外にも、スピード・ブーストのような逃走用の能力もあるし、お馴染みの干草に隠れる事も可能である。

こうした事全てがプレーヤーに暗殺者気分を味あわせるために存在し、Ubisoftモントリオールの面々が意図したようにプレーヤーがプレーし続ける限り、Wantedモードは成功と言える。他にも自由度に重点を置いたモードもあるとは思うが、Wantedではステルスを利用する事にフォーカスを当てているのだ。そうすれば、楽しい時を過ごせるだろう。ルネッサンス期のローマで暗殺者になりたくない人間などいないだろう?

Assassin’s Creed: Brotherhoodは、11月16日にXbox 360とPS3で発売だ。

[ソース: IGN]