2010年07月26日(月)22時41分

Kingdoms of Amalur: Reckoning プレビュー

466.jpg

Kingdoms of Amalur: Reckoningのプレビュー記事がIGNに掲載されています。

殆どのゲーマーはKen Rolston氏の名前は聞いた事がないかもしれないが、彼のゲームはプレーした事があるだろう。Rolson氏はこれまでに、Elder Scrolls III: MorrowindとElder Scrolls IV: Oblivionを手掛けてきた人物なのだ。そんな彼が、38 StudiosでCurt Schilling氏やTodd McFarlane氏、R.A. Salvatore氏と組んで新作を開発中。まだプリレンダによる予告編しか公開されていないものの、Rolson氏をはじめとする開発陣には、話す事が山ほどあるようだ。

38 StudiosはBig Huge Gamesと手を組み、Amalurという世界を舞台としたロールプレイング・ゲーム、Reckoningを開発中。Amalurと呼ばれる世界は、作家のR.A. Salvatore氏が作り上げたもので、彼もまたオールスター・チームの一員である。Salvatore氏が世界を構築し、1万年に及ぶバックストーリーを書き上げ、Todd McFarlane氏がビジュアルを担当。自他共に認めるゲーム中毒でもあるCurt Schilling氏自身も、様々なアイディアを提供。Rolston氏はゲーム全体の方向性を決める役割を担っている。

Oblivionに似たゲームを想像するかもしれないが、McFarlane氏によると「少し音量を上げる」そうだ。一体どういう意味なのだろうか?McFarlane氏は、何もクエストをしていない状態の重要性を上げ、常に何かが起きているようにしたいのだという。Rolson氏も同意見のようだ。

Ken Rolston: アクション・ゲームの良い部分を盗みたいと思っている。テンポを上げたいんだ。

OblivionかMorrowindをプレーした事があるなら、Rolston氏が広大なオープン・ワールドと壮大な物語を好んでいる事が分かるはずだ。Reckoningでは、RPGにおける面倒な部分をスムーズにしたいのだという。我々は往々にして、Oblivionの貧弱なアニメーションやほどほどの戦闘システムを、RPGだから良しとしがちだ。だがRolston氏は、そんな言い訳はもうしたくないのだ。Reckoningには、最高のビジュアルと素晴らしいゲームプレー、そしてOblivionのファンが期待する要素も全て含まれていなければならない。うーむ、夢のようだ。

2122.jpg

Rolston氏は最高のRPGに不可欠なビジョンを持っている。Oblivionのような最高のゲームを作り上げる秘訣を語ってくれた。

Ken Rolston: 力強く、中身の濃い物語を提供するよ。映画や小説にしても遜色のないようなパワフルな物語だ。そして、エンディングに辿り着くまでの間には、様々な枝葉が広がっている。

物語が終わって欲しくない、ずっとこのダークな世界にいたい、とプレーヤーに感じさせる事が目標なのだそうだ。

McFarlane氏は、自分自身はゲーマーではないと認めつつも、人々がゲームをプレーする様子は良く見ると言い、スペシャルなゲームになると自信を持っているという。

Todd McFarlane: 今までビデオゲームでは見た事がないような、凄い殺し方を披露するよ。

彼の役目はクリーチャーのデザインに留まらず、クリーチャーの動きや世界全体との干渉の仕方など、ビジュアル面全てに及んでいる。巨大なクリーチャーと戦う時、主人公には派手な動きが不可欠。何かを殺す時、躊躇は無用だ。すると彼はテーブルの上に立って派手に剣を振る動作を披露して見せ、小さな子供を震え上がらせていたが、基本はバッチリである。世界のスケールの大きさを感じたり、巨大なモンスターと相対する時は、地面を揺るがすような動作が不可欠なのだ。

このデザイン哲学は、基本的名キャラクター作成にも及ぶ。例えば、メイジにも複数の種類が存在する。

Todd McFarlane: 例えば、メイジやウィザードの中には詩人もいる。まるでバレエのようだよ。怒り狂っているウィザードは、まだ音楽はあるんだけど、まるで格闘するかのように魔法を放つんだ。ステップを踏んで同じ魔法を放つけど、その一連の動きは他のメイジとは全く違うんだ。

387.jpg

スクリーンショットやコンセプト・アートからは、クリーチャーの幾つかを見る事が出来る。いかにもMcFarlane作といったモンスターでは全くなく、前もって聞かされていなければ、McFarlane氏のデザインだとは気付かないだろう。とある画像には、軽く家ほどの大きさはあろうかという恐ろしいモンスターが、巨大な腕で穴から這い出ようとする様子が描かれ、一つしかない目からはビームが放たれている。2匹のクリーチャーがそのモンスターの上に乗り、必死でコントロールしようとしている。ゲーム内で実際にどうなるのかは見当も付かないが、凄そうなのは確かである。

Rolston氏がゲームプレー、McFarlane氏がビジュアルを担当する一方、Salvatore氏はそのベースとなる世界を作り上げている。

R.A. Salvatore: プレーヤーが故郷であると感じ、守る価値があると思ってくれるような場所を作り上げたいんだ。

彼は膨大な歴史を書き上げ、デザイナーにどの時代の物語にするのかを決めさせたのだという。そして決まったのが、Age of Arcanaだ。

予告編には、「あらゆる生命は死するべきである。一つの命、一つの死。全ての生命が清算される」というナレーションが流れる。Age of Arcanaの最中、世界を変える何かが起こる。Well of Soulsによって人々が蘇り、Reckoningではその結果を探求する事になるのだ。僅か一度しか生きられないという、人間の基本的な掟に疑問を投げかける。

R.A. Salvatore: その掟を破った時、世界はどうなるのか?主人公を取り巻くNPCたちは何を感じるのだろうか?

Reckoningでは、ゲーム全体を通してその疑問が重大な意味を持つ。だが、「ゲームプレーはどういうものなのか?出来はどうなのか」という、ゲーマーにとっての更に重要な疑問はミステリーのままだ。発売は2011年の秋なので、その答えが出るのはだいぶ先の事になりそうだ。

だがRolston氏に言わせれば、心配は無用との事だ。

Ken Rolston: 個人的には、最高にスウィートなゲームになると思っているよ。

[ソース: IGN]