2010年11月21日(日)17時13分

Harry Potter and the Deathly Hallows Part 1 海外レビュー

deathlyhallows.jpg

Harry Potter and the Deathly Hallows Part 1の海外レビューです。

GameTrailers 6.4/10

Deathly Hallowsは、シリーズの大幅な方向転換となっている。本作は確かに原作後半部分の激しい展開を上手く捉えているが、それでも題材を最大限活かしているとは言いがたい出来となっている。映画版が2部構成になっている事を考えると、EAにはあともう1回だけ真の「ハリーポッター」ゲームを届けるチャンスがあるだろう。

Game Imformer 5.5/10

「ハリーポッター」のゲームは作品を重ねるごとに改善されていった。Hogwartsを探査して魔法を唱えるというシンプルな楽しさに焦点を絞ったお陰で、少なくとも過去2作は楽しいゲームになっていた。だが残念な事に、本作はファンは誰一人として楽しめないであろう酷いゲームプレーというルーツに立ち返ってしまっている。試合の最中にホウキから落下するQuidditch選手のように、本作は失速して猛スピードで顔面から地面に叩きつけられてしまった。

GameSpot 5.0/10

Harry Potter and the Deathly Hallows Part 1は、全く印象に残らないゲームだ。意味もなく悪者を撃つのはしばらくは楽しめるが、酷いカメラやバグ、物語性の欠如といった、過去作にもあった問題点を無視するのはすぐに難しくなってくるし、題材を活かしているとも言いがたい。アクションは機能しているが達成感はないし、物語や登場人物たち、ユニバースといった核となる魅力は、「ハリーポッター」という名前に見合うものではない。

1UP D/A+

Deathly Hallowsはユニバースの見た目を再現する事に最大限の努力を注いでいて、それは成功しているが、デザイン自体はシリーズのイマジネーションやクリエイティビティ、キャラクターを失っている。良く言えば、次の映画からのハイライトを見るために、Death Eaterの大軍を倒し続けるゲーム。悪く言えば、Metal Gear Solidの1作目が革命的に思えるほどのステルス場面や、退屈でプロットとは殆ど無関係の戦闘の連続するゲームだ。

明るいニュースはというと、本作は多くの平凡な「ハリーポッター」ゲームのシリーズが終わりに近づいているという事だ。運が良ければ、今後は原作小説に匹敵する楽しさとクリエイティビティを誇るLego Harry Potterのようなゲームをもっと多く見る事が出来るだろう。それまでは、映画のためにお金を節約して、このGears of Hogwartsは棚にそっとしておこう。

GamePro 1.5/5.0

開発者ではない私がプログラミングのエラーやAIのバグを指摘出来るのだから、Deathly Hallowsにはより多くの開発時間と磨き上げが必要だったのは明らかだ。完成された製品であるべきものに、これだけ多くのミスがあるというのは、本作がEAブライトライト初の「ハリーポッター」作品ですらない事も考えると、実に嘆かわしい。マトモな「ハリーポッター」体験を求めているなら、映画やLEGO Harry Potter: Years 1-4、そしてOrder of the Phoenixを手にすべきだ。ハードコアなファンであろうとカジュアルなファンであろうと、本作には何の魔法もない。

IGN 2.5/10

The Deathly Hallowsを過去作よりもアクションに重点を置いた作品にするという点にはデベロッパーに同意するが、彼らはシューター要素をやり過ぎたようだ。同じステージを何度も行ったり来たりしながら、安っぽいカバー・シューターをプレーしたい人間などいないはずだ。EAは続編に向けて努力しなければならないし、時間を掛けてくれるよう願っている。破綻したゲームプレーの下には、優れた「ハリーポッター」ゲームのポテンシャルが垣間見えるのだから。