2011年03月14日(月)19時06分

Dragon Age II 海外レビュー

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Dragon Age 2の海外レビューです。

GameTrailers 9.2/10

広がりという意味では前作に遠く及ばないが、Dragon Age IIはソウルで勝っている。奇妙な終盤をクリアした後は、Hawkeのその後が必ずや気になるはずだ。多少欠点もあるが、土台は素晴らしい仕上がりで、ここ最近では最も爽快なRPG戦闘を作り出している。30時間ほど余裕があるなら、これほどまでにプレーヤーを掴み続けるゲームはそれほど多くない。

IGN 8.5/10

Dragon Age IIの構造やゲームプレーに施された修正点は全て、前作を明確に改善するものとなっている。戦闘は反応が良く血みどろで、インベントリー・システムに困らされる事もなく、Mass Effectのホイールを導入した事により、会話システムの魅力も大幅に増している。だが欠点もあって、半一本道な物語と単調な環境は、ゲーム全体の質を貶めている。そうした不満点こそあれど、Dragon Age IIは何度かプレーしたくなる作品だ。

Game Informer 8.25/10

Dragon Age IIには失望させられた部分もある。前作への改善を期待したのだが、退化しているように感じられてしまった。新戦闘システムは楽しいのだが、前作ほどやりがいもないし充実感もない。終盤までメインの悪役が存在しない事もあり、物語も前作には及んでいない。そうした不満点を許容し、前作との比較をしなければ、BioWareのトレードマークである知的な会話とクールな登場人物、凝った背景設定が含んだ魅力的なアクションRPGに仕上がっている。

1UP B+/A+

全体的にはDragon Age 2を楽しめたが、あくまで但し書き付きだ。Dragon Age: Originsとは大きく異なるゲームで、続編というよりも再始動作といった感が強く、Dragon Age 2というタイトルにした事が最大の過ちのように思えてしまう。異なる主人公、テンポが速く簡略化された戦闘、全体的な構造は優れたDragon Ageアドベンチャーという感じがするが、Dragon Age: Originsの直接的な続きには感じないのだ。結局のところ、Dragon Age: OriginsはInfinity EngineによるRPGの栄光の日々を現代的なHDにして呼び戻そうとする作品であり、あくまでPC中心のRPGであった。だがDragon Age 2というと、よりゲーム機に焦点を絞ったアクションRPGという感が強く、Dragon Age: The Hawkeningのようなタイトルにすべきだった。

GameSpot 8.0/10

ある重要な点において、Dragon Age 2は退化したと言える。だが、本作に加えられた変更点をどう感じようと、選択のパワーのお陰で、引き込まれる最高のRPGとなっている。これは決断が予期もせぬ結果を生み出すゲームなのだ。選択をより効果的なものにしているのは、必ずしも明確な善悪が存在しない点であり、相手との関係性がどんなものであれ、貪欲さと怒りが支配する。家族やパーティー・メンバーとの関係性が事をより複雑にし、正解など存在しない。そうした複雑さが、不必要な簡略化と焦点の定まっていないストーリーテリングに抑圧されているのは残念である。何にせよ、Dragon Age IIは強い印象を残すゲームで、楽しいクエストやキャラクター、敵の大群を途切れさせずにプレーヤーを引っ張り続ける。

Joystiq 4.0/5.0

Dragon Age 2をクリアするまでに、私は素晴らしい会話を楽しみ、スリリングな戦闘に身を投じ、面白い物語の中心人物を演じてきた。ただ、その物語は自分で自分に言い聞かせているのではないかという感覚が拭いきれなかった。

GamePro 4.0/5.0

Dragon Age IIの最後には、物語をどう感じて良いのか戸惑ってしまった。メッセージは何なのか?自由の大切さ?権力の堕落を解く教訓?Dragon Age IIは、それらのメッセージをもてあそんでいる。だがゲームとしては、簡略化されたメカニックとアクション寄りにシフトした戦闘がゲーム機ユーザーに受けるはずだが、ハードコアなPCのRPGファンは軽視されていると感じるかもしれない。

GameSpy 4.0/5.0

最大の不満は、コンパニオンのカスタマイズ要素だ。パーティー・メンバーのアーマーをアップグレード出来ないのである。タンクのために新しいアーマーを買おうとした時、どのアイテムも「Hawke限定」というメッセージが出たのを見て、私はビックリ仰天してしまった。ベルト、リング、殆ど武器は問題ないのに、BioWareはコンパニオンのアーマーを選ばせてくれないのだ。RPGにとっては奇妙だし、残念である。とはいえ、数々の賞を受賞したRPGを完全に作り変え、ステレオタイプのファンタジー・ストーリーやキャラクターを避け、史上最も驚異的な物語を作り出したBioWareの勇気には、相応の評価を与えてしかるべきだろう。

Cheat Code Central 4.0/5.0

良く出来たゲームではあるが、Dragon AgeとBiowareの両方にとっては一歩後退したと言える。我々が自問しなければいけないのは、BioWareに何を求めるか、だ。何年もかけてDragon Age: Originsのような壮大なゲームを作って欲しいのか、明らかにより多くの欠点を抱えた作品を1年半から2年おきに出して欲しいのか。私には答えが出ない。

Video Gamer 7.0/10

Dragon Age 2はこれまでにないほど大人向けに仕上がっていて、血みどろかつムード満点だ。再構成されたストーリーテリングと充実した戦闘にもかかわらず、この続編はRPGというジャンルの古臭いお約束にあまりに忠実過ぎて個性が感じられない。これで2作目となったDragon Ageだが、個性を確立する事よりもファンタジーを学ぶ事に力を注いでいるシリーズの生みの苦しみを味わっているようだ。

G4TV 3.0/5.0

Dragon Age 2はムラのある作品で、様々な要素が全て最高レベルに洗練されていたらと考えると、実に残念だ。たとえBioware相手でもそれは法外な注文だろうが、驚異的なペースでゲームをリリースし続け、2011年だけでも更に2本の大作が控えているBioWareには、より多くを期待してしまう。

Bethesda Studiosと共に、Biowareは西洋RPGの勢力図を完全に塗り替えた。彼らのデザインやメカニックは誰の目に明確なため、ただの改善ではない進化へのプレッシャーが日に日に増している。残念ながら、Dragon Age IIはそういう作品ではない。最高に楽しいゲームではあるのだが、70時間を越えるプレー時間を通して、進化の必要性を感じるはずだ。