2011年03月11日(金)02時24分

L.A. Noire プレビュー - ドライビング

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L.A. Noireのドライビング要素に焦点を当てたプレビュー記事がIGNに掲載されています。

L.A. Noireが楽しみな理由は色々ある。顔のアニメーションがリアル過ぎて、他のゲームが出来なくなってしまうかもしれない。ゆったりと理路整然としたテンポは私にピッタリ。それに、犯罪現場へと移動する際には、相棒に運転してもらう事が出来るのだ。

自由度の高いゲームが当たり前になっているこの時代に、相棒に運転してもらうというのはエキサイティングには聞こえないかもしれない。Grand Theft Auto IVは、現実感のある世界における地に足の付いた物語だった。ヨーロッパからの移民であるNikoが、架空のニューヨークで犯罪に巻き込まれていくというのは、真実味がある。大抵、Nikoが請け負うミッションももっともらしいものが多かった。荷物を届けたり、男を片付けたり、現実にも起こっている事ばかり。

だがNikoが車に乗った途端、メチャクチャになる。単純なミッションに向かう途中、何十人も轢き殺して街を破壊しまくってしまうかもしれない。警察に目を付けられたら、更にメチャクチャな運転で逃げなければならなくなるのだ。こうなると幻想は打ち砕かれ、物語も台無しだ。完全にゲームの世界の出来事になってしまう。

確かに、私の運転が酷いだけかもしれない。だが、物語の枠組みをぶち壊すような運転をするのも可能なのだ。Grand Theft Auto IVのようなタイプのゲームは、真実味のあるストーリーテリングと馬鹿っぽいビデオゲームのアクションとの間を常に行き来する。

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一方でL.A. Noireは、邪魔をされずに架空世界に浸らせてくれる。犯罪現場に向かう時に相棒に運転を頼めば、事故もハチャメチャもなく、安全に現場に到着する事が出来るのだ。ムード満点のサントラや相棒との会話を楽しんだり、1940年代のロサンゼルスを眺めるのも良い。街は正確に再現されているというわけではないが、雰囲気やメジャーな名所は全て完璧に再現されている。

Rockstarのゲームは素晴らしいボイス・アクトで知られているが、L.A. Noireも例外ではない。車中で交わされる会話からは、事件の詳細や主人公Cole刑事と相棒の関係性などが明らかにされていく。せっかちな人間なら、目的地までスキップする事も可能だ。シーン間の切り替えにビデオゲーム的な中断は一切挟まれず、とてもスムーズだ。L.A. Noireの大部分は、ゲームというよりもインタラクティブ・ムービーといった感じである。

勿論、全てはプレーヤー次第。自分でハンドルを握りたければ、それも可能だ。本編の捜査以外にも、街中を探索しなければ遭遇する事のないサイド・ミッションなども豊富なので、自分で運転したくなるはずだ。私がプレーした時も、自分で運転せざるを得ない場面が多々あった。

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L.A. Noireの素晴らしいところは、ただ特定の箇所に限られているというだけで、メチャクチャに運転する事も出来るという点だ。逃走した容疑者を追跡する時などは、ド派手なカー・チェイスが繰り広げられる事になる。容疑者を捕まえた後は、ちゃんと交通ルールを守って運転する事になる。運転だけでなく、銃撃戦に関しても同様の扱いになっている。好きな時に銃を抜いて撃ちまくったりは出来ないが、派手な銃撃戦場面も当然存在するのだ。L.A. Noireは、全てが理路整然としている。

ところで、私がプレー中に運転中の相棒に困らされた場面があった。犯罪現場から離れる際、縁石に乗り上げて動けなくなってしまい、目的地までスキップせざるをえなくなってしまったのだ。出来悪いAIの運転は私の下手な運転と同じくらいウザいので、発売までには修正される事を願っている。

物語を中心にしたゲームは、映画を参考にするためかプレーヤーから自由を奪ってしまいがちだ。L.A. Noireのドライビング・フィーチャーは、プレーヤーを劇中に引き込んだままにしてくれる。Grand Theft Autoほどの自由度はないが、その方が筋が通っているのだ。

[ソース: IGN]

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