2011年04月22日(金)00時32分

Rage プレビュー - 対戦&協力プレー

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Rageの対戦モードと協力プレーのプレビュー記事がIGNに掲載されています。

1人称シューター、そしてそこに付随するオンライン機能のパイオニアがid Softwareだ。テキサスに居を構えるこのデベロッパーは、今ではすっかり定着した「デスマッチ」という単語を生み出したのだから、彼らの作品のオンライン部分に信頼が置けるのは明白だろう。

だが、id Softwareが自らを有名にしたそうしたフィーチャーから離れつつあると知って驚くかもしれない。id Softwareは、最新作Rageで今までとは違う試みをしていて、前述したデスマッチのような一般的なモードは収録されていないのだ。その代わり、彼らが「Rage独特」と表現する体験に特化したモードに力を入れているという。

Rageの対戦オンライン・モードは、Rage Combat Rallyの下ある様々なモードから成り立っている。そう、Rageのオンラインには、徒歩のモードは一つも存在しないのだ。Rage Combat Rallyでは、重装備のバギーに乗って激しい車両戦闘が繰り広げられる事になる。更に驚くべき事は、Rage Combat Rallyの対応人数が僅か6人であるという点だ。最近では珍しい少なさである。

当然驚いただろうが、ガッカリはしないように。先週私が目にしたRage Combat Rallyのデモは、非常に楽しそうというだけでなく、しっかりと考え抜かれた結果の代物であるという点にも感心させられた。開発チームによると、Rageではこれ以上ないほど凄まじいシングルプレーは実現出来たため、彼らがオンラインで目指したのは、「Rageらしさ」の範囲内で一風変わった試みをする事だったのだという。

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Rage Combat Rallyには、Team Rally、Chain Rally、Vehicle Deathmatchといったサブ・モードが存在する。現時点ではマップ数は5つだが、発売までに増える可能性もあるようだ。バギーの運転はリアル寄りではないが、開発チームはこっちの方がはるかに楽しいという点を強調していたので、シャープで現実的なハンドリングを期待しないように。見た目もプレー感覚も、かなりアーケード寄りの仕上がりだ。

更に、Rage Combat Rallyは相手を倒すだけではなく(当然ながら、デスマッチ系のモードでは相手を倒す事がメインになるが)、ポイントを稼ぐ事が重要になっている。私が見たゲームプレー・デモでは、4人のプレーヤーがコンボでより多くのポイントを稼いでいた。Rage Combat Rallyには成長要素も存在し、レベルアップをする事で装備品や武器、車両タイプなどを取得する事が出来る。

id SoftwareはRage Combat Rallyが「Rage独特」の対戦モードになる事を願っているが、更に協力プレーも存在する。Rageの2人協力プレーはローカルとオンラインの両方に対応していて、舞台となるのはキャンペーンと同じ世界の中となっている。

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これはつまり、シングルプレー・キャンペーンに登場したものとは若干異なるミッションを協力プレーで楽しむ事が出来るという事だ。現時点では8つのミッションが用意されていたが、今後増える可能性もあるようだ。これらの協力プレー・ミッションをプレーするには、まずシングルプレーで解除する必要があるが、これも9月の発売までに変更されるかもしれないとの事だ。だが、既に1人でプレーしたミッションの繰り返しになるのではないかという心配は無用。新たなバックストーリーが追加されるので、Rageの物語性を懸念しているゲーマーは、これらのミッションの背景をより深く知る事が出来るはずだ。

私が見せてもらったのは、複数の爆弾を時間制限内に解除するというミッション。相棒と共に盗賊たちと戦いながら、Wellspringの給水場に仕掛けられた爆弾を解除する事になる。敵との戦闘だけにチームワークが求められるわけではなく、敵を全員倒した後にも、1人がバルブを操作し、もう1人が爆弾を解除しなければならないのだ。爆弾を解除するたびに更に多くの敵が登場するので、徐々に戦闘の難易度は上がっていく。相棒が敵にやられてしまった場合でも、もう1人が生きていれば蘇生をする事が可能となっている。

今回公開されたRageのオンラインと協力プレー・モードから分かるのは、「Rage独特のオンライン」というアイディアが全ての中心になっているという事だ。id Softwareが無難でありきたりなオンラインを用意してくると予想していたゲーマーもいれば、私のようにそもそもrageにはオンラインがないんじゃないかと思っていたゲーマーもいるだろう。だが、id Softwareはrageの世界観を活かした、予想外のオンラインを作り上げようとしているようだ。そこに余分な要素は何一つない。

id Softwareは予想を裏切る新たな試みに挑戦し、Rageへの期待を更に高めてくれる結果となっている。

[ソース: IGN]