2011年06月28日(火)02時51分

米最高裁、暴力ゲーム禁止法案を却下

米最高裁は27日、暴力的ゲームの未成年への販売を禁止する事を求めた法案を、言論の自由への干渉を禁じた憲法修正第1条に触れるとして7対2で違憲と判断しました。

この法案は、2005年に当時のカリフォルニア州知事アーノルド・シュワルツェネッガー氏によって最初に承認されたもので、暴力的なビデオゲームを未成年に販売した小売店に最大1000ドルの罰金を課すというもの。

米最高裁: 本や演劇、映画と同じく、ビデオゲームも同様の文語とメディア独特の機能を用いて思想を伝えるものであり、コミュニケーション・メディアの形に関わらず、言論の自由の原則は変わらない。

この国には子供が暴力描写にアクセスする事を禁ずる伝統は無く、「インタラクティブなビデオゲームは、プレーヤーが画面上の暴力行為に直接参加して結果を左右するため、特殊な問題を生む」とするカリフォルニア州の主張は説得力に欠けるものである。

今回の最高裁の判断を受け、北米のゲーム消費者団体Entertainment Consumers Associationの代表Michael D. Gallagher氏が喜びの声明を発表しています。

Michael D. Gallagher: 憲法修正第1条とあらゆるアーティストやストーリーテラーの創造上の自由にとって、今回の最高裁の判断は歴史的かつ完全なる勝利となった。今日、最高裁は言論の自由は本や映画、音楽といった芸術的表現と同様にビデオゲームにも適用される、という周知の事実を改めて確認した。

その内容を基にゲームを規制する事は違憲であり、政府の官僚ではなく親にこそ子供に何が相応しいのかを判断する権利がある、と最高裁は力強く宣言した。

[ソース: IGN]

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