2016年02月25日(木)19時59分

ハリウッド映画プロデューサーが任天堂に映画製作進出を提言「Marvelに倣うべき」

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ハリウッドの映画プロデューサーが、自社キャラクターを活用した映画製作で大成功を収めているMarvelに倣い、任天堂も自ら映画製作に乗り出すべきだと話している。

『Deus Ex』や『Kane & Lynch』の映画化企画を進めているPrime Universe Filmsの最高経営責任者Adrian Askarieh氏は、任天堂ブランドの世代を超えた魅力はもっと活用すべきだと話す。

Adrian Askarieh
任天堂ブランドは、プラットフォームを超越している。任天堂というのは、多くの人にとって今でもビデオゲームの象徴なんだ。大人から子供まで、あらゆる世代が任天堂を知っている。私たちは、彼らの所有する素晴らしいIPと共に育ってきた。それを利用しないなんて、勿体無いよ。

Marvelは自社キャラクターを担保に多額の資金を借り入れ、2007年にMarvel Studioを設立して自ら映画製作に乗り出し、『アベンジャーズ』などを大ヒットさせている。

Adrian Askarieh
あれはMarvelにとって大きなリスクだったが、現在の彼らを見てみるといい。任天堂も同じことをすべきなんだ。

キャラクターが象徴的な存在であればあるほど、より優れた映画を作ることができる。

Vertigo Entertainmentの創設者の1人で、『LEGO ムービー』の制作を手掛けた経験を持つRoy Lee氏は、自ら映画製作に乗り出しているRovioやUbisoftを例に挙げ、彼らが成功を収めれば、追従する会社も増えると指摘する。

Roy Lee
それこそ、Rovioが『Angry Birds』映画でやっていることだ。あれは完全に内部で制作し、ソニーは有料で配給するだけだ。あれがRovioにとって成功を収めれば、他のゲーム会社も同じことを始めるだろうね。

Lee氏とAskarieh氏は、コミックの次にハリウッドはビデオゲームに目を向けると考えており、任天堂は映画化する価値がある強力なIPを沢山抱えていると信じている。

Roy Lee
任天堂とは是非とも仕事をしてみたい。初期のGame BoyからGameCube、そして現在のWii Uに至るまで、彼らのあらゆるゲームをプレーして育ってきたからね。シンプルなピクセルから現在のマリオの素晴らしいビジュアルまで、キャラクターたちの成長を目にしてきた。任天堂の世界は、銀幕に上手く移すことができると感じているよ。

どんな映画になるか分からないが、何かできることがあるのではないかと感じている。

1993年のハリウッド映画『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』は、興行的にも批評的にも惨憺たる結果に終わったが、映画化を成功させるためには、任天堂自身が関与することが必須だとLee氏。

Roy Lee
あれは完全に間違った映画作りだった。IPのネーム・バリューだけを利用して、クリエーターたちを関与させず、自分たちで勝手に作ってしまった。何にでも言えることだが、全ては映画に関わる製作チーム次第なんだ。

任天堂だけでなく、どんなIP所有者にとっても、信頼の置ける適切なチームを採用することが重要だ。適切な資金繰りと同じくらい、実績が重要視されるべきだ。あの映画は製作チームも不適切だったし、十分な資金もなかったんだ。

Adrian Askarieh
自分たちが関与せずに作られた映画に、Marvelは不満を持っていた。そこで自分たちで作り始め、ハリウッドを変えたんだよ。

ソース: Polygon

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