2012年12月22日(土)15時16分

銃乱射事件で全米ライフル協会がビデオゲーム業界を非難「暴力の種を蒔く退廃した闇の業界」

wayne-lapierre.jpg全米ライフル協会副会長Wayne LaPierre氏

全米ライフル協会(NRA)は21日、米コネティカット州の小学校で児童を含む26人が死亡した銃乱射事件を受けて記者会見し、銃撃事件の責任の一端は暴力的なビデオゲームや映画にあると発言しています。

Wayne LaPierre (NRA副会長): 我が国には、『Bulletstorm』『Grand Theft Auto』『Mortal Kombat』『Splatterhouse』といった邪悪で暴力的なビデオゲームを同胞に売りつけ、暴力の種を蒔く退廃した闇の業界が存在する。更に、『Kindergarten Killers』というゲームが10年前から存在している。我々のリサーチ部門が容易に発見できたにもかかわらず、他の誰もがその存在を指摘しなったのは何故だろうか?

更に、『アメリカン・サイコ』や『ナチュラル・ボーン・キラーズ』といった血生臭いスラッシャー映画が、プロパガンダのようにテレビで放映され続ける一方、真剣に人生と向き合わず、殺人があたかも一つの生き様であるかのように描いたミュージック・ビデオも無数に存在している。それを彼らは、厚かましくもエンターテイメントと呼んでいるのだ。だが、本当にエンターテイメントなのだろうか?殺人を娯楽として美化するのは、最も下劣なポルノグラフィーではないのだろうか?

この発言を受け、北米のゲーム消費者団体Entertainment Consumers AssociationのJennifer Mercurio氏が、次のような声明を発表しています。

Jennifer Mercurio: 我々は、最高裁の判断(注: 昨年夏に暴力ゲーム禁止法案を却下した判決のこと。詳しくはこちらで)、そしてメディア上の暴力と現実の暴力に因果関係がないことを明確に示した多数の科学的リサーチに賛同しています。一連のニュース報道によって、今回の事件は犯人の精神障害と、それ対して適切な対応を取ることができなかった彼の家族の無力さが根底にあることが明らかとなりつつあります。我々の心は、この恐ろしい犯罪の被害者と共にあります。

[ソース: GameSpot]

カテゴリ: 業界 タグ: -

最新記事