2014年04月15日(火)01時01分

『Watch Dogs』の延期は「開発側の人間にとって極めて重要なメッセージ」―Ubisoft Massive

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『Tom Clancy’s The Division』を鋭意開発中のMassive Entertainmentsのマネージング・ディレクターDavid Polfeldt氏が『Watch Dogs』の延期に言及し、あくまで質を優先させるUbisoftの姿勢を賞賛している。

David Polfeldt: オーナー、パブリッシャーが損失を厭わないというのは、我々開発スタジオにとっては極めて大切なことだし、(『Watch Dogs』の延期は)極めて大きな打撃だった。延期が発表された当日には、株価が25%も急落したほどだよ。あんな一日を生き抜くにはとてつもない勇気が不可欠だし、私は今でも延期は正しい決断だったと考えている。最高のゲームを完成させるという我々の目標を、上層部がバックアップしてくれるという、我々開発側の人間にとっては極めて重要なメッセージだ。

予定通りに発売できるに越したことはないが、時間と質を選ぶなら、常に質が勝るんだ。Ubisoftには勤続20年以上の社員が数多くいるが、これは現在の企業状況の中では珍しいことだ。優れたエンターテイメント製品を送り出すためには、多少の損失やリスクを冒しても質の高さを優先させるという、非常にポジティブな指針がこの会社にはあると、社員が信じていることが理由の一つだと考えている。

開発の節目に到達した時は必ず、更なる革新を目指すんだ。自分自身すらを驚かせるようなことはできないだろうか?できるのにやっていないことはないだろうか?ライバルを研究しているだろうか?と問い続けている。だから、「何でもいいから早く完成させろ、締め切りがあるんだぞ、完璧かどうかなんてどうでもいいから、とにかく完成させるんだ」というようなやり取りは存在しない。社内会議においてそんなやり取りは聞いたことがないし、常にチャレンジを挑まれているような感覚だ。どんなゲームを作っていようとも、必ず「もっとできないか?」という疑問が持ち上がる。これは私にとってやりがいのある環境だ。常に自己を上回ることを要求されるから、毎日仕事に行くのがとても楽しみなんだ。

[ソース: OXM]