モニターが故障してしまった時や、デュアルディスプレイにしたい時などモニターは欲しいですが、できるだけ安価に済ませたいものです。
この記事では、
について詳しく解説していきます。
当サイトでは、「中古パソコンの選び方とおすすめショップ」についても詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
中古のPCモニターの購入はだめ?メリット・デメリットは?
中古モニターは安く購入することができますが、「壊れやすい・メーカー保証が効かない」などのリスクと隣合わせです。
以下では、中古モニターのメリット・デメリットについて紹介していきます。
中古モニターのメリット
中古モニターのメリットは以下の通りです。
- 予算が抑えられる
- サブモニターとしては優秀
- 流通していないモデルが購入できる
予算が抑えられる
一般的に新品のモニターは最低でも約1万円ぐらいしますが、中古モニターは安いもので2,000円ほどで購入可能です。
解像度に応じて値段は変わっていきます。
特にゲーミング用の高解像度モデルは中古といえどかなり高額で取引されています。
サブモニターとしては優秀
最近は、「ノートパソコンのモニターが小さい」「Youtubeを見ながらネットサーフィンがしたい」「1画面だと情報量が足りない」という理由からデュアルディスプレイでパソコンを使う方も多くなってきました。
サブでモニターを使う場合は、メインモニターが壊れたときの代替品にも使えますし、高解像度のものをわざわざ購入する必要もありません。
流通していないモデルを購入できる
例えば、デュアルモニターにしたい時、高さの調整や使い勝手が変わることがないので全く同じモニターを2台使いたいという方が一定数います。
今メインで動いているモニターが実はもう販売していないということも多々あるので、中古でしたら型落ち品のモニターが販売されているので容易に手に入れることができます。
中古モニターのデメリット
中古モニターのデメリットは以下の通りです。
- ドット抜けや初期不良のリスクがある
- 新品よりも寿命は短い
ドット抜けや初期不良のリスクがある
中古品は、新品と比べて「ドット抜け」「バックライトの接触不良」などの初期不良に当たる可能性は否定できません。
返品交換可能なショップから購入すれば万が一のことがあっても対応してもらうことが可能なので、フリマアプリでの購入はおすすめできません。
新品よりも寿命は短い
やはり新品と比べてしまうと、寿命は短くなってしまうのはアウトレット品でない限りは当たり前です。
購入後、数ヶ月で壊れてしまった。なんてお話もSNS上でちらほらと見かけます。
中古品はメーカーの保証期限が過ぎているものが大半ですから仕方ない部分もありますがある程度のことは承知の上で購入しましょう。
中古PCモニターを購入する際の注意点
中古でPCモニターを購入する場合の注意点について説明していきます。
- 傷
- 付属品
- 比率
- モニターの機能
モニターの液晶の傷・汚れを確認する
モニターに傷が汚れなどはついていないかは重要です。
せっかくモニター絵を購入しても傷が目立つようでは、使い物になりません。
ネットでは商品説明欄に傷の有無が記載されていますので見てから購入を検討するようにしましょう。
付属品を確認する
電源ケーブルとパソコンに接続する用のケーブルが付属されることを確認することはもちろんですが、PC側に接続できるコネクタがあるかも同じくらい重要です。
パソコンのケーブルには大きく分けて7種類のケーブルがあります。
中古パソコンですと、HTML・DVI・VGAが主流ですので、自分のパソコンがどのケーブルに対応しているか確認しましょう。
また、購入したモニターのケーブルがパソコン側に対応していなかったとしても変換用のアタッチメントも販売されていますので、もし購入に失敗してしまっても解決することが可能です。
モニターの比率を確認する
2011年テレビの地デジ化にともないテレビ画面の比率(アスペクト比)が16:9に変わりました。
その影響でパソコンのモニターも特別なものを除き現在は16:9をベースに作られています。
2011年以前のモニターでYoutubeや映画を全画面で見ると上下に大きな余白が空いてしまい、スペースが無駄になってしまうことがあるので気を付けましょう。
サブモニターとして使う場合は、2011年以前のものでも全く問題ないと思いますが、メインモニターとして考える場合には、アスペクト比は必ず16:9のものを選ぶことをおすすめします。
モニターの機能を確認する
モニターの機能は購入前に確認するようにしましょう。
例えば、PCに内臓スピーカが搭載されている場合もありますが、音質が極端に悪い場合が多いです。
モニターにはスピーカー搭載のモデルも多くあるので、ある程度の音質にこだわりがある方はスピーカーが内蔵されたモニターを選ぶことをおすすめします。
また、株やFXをするトレーダーの方やイラストが趣味の方はモニターを縦に置いて使うこともあります。
設定はパソコン側でできるのですが、縦置きしやすいスタンドが取り外し可能なモデルや、逆に物理的に縦に置けないモデルがあるので購入時には注意しましょう。
中古PCモニターの選び方
実際に中古PCモニターを購入する際に何を基準に選べばいいかを解説解説していきます。
- サイズで選ぶ
- 使用用途で選ぶ
- パネルの種類で選ぶ
サイズで選ぶ
モニターの主流なサイズは約21.5~24インチ程度で、メインモニターとして活用する場合はこのサイズがおすすめ。
中古PCモニターは15~19インチのスクエア型のモニターが安く売られているので、予算をかなり抑えてサブモニターして活用する選択肢もあります。
普段使いかゲーミングかで選ぶ
普段使いをするのであればどの様なモニターを選んでも困ることはありません。
しかし、ゲーミング用のモニターの場合は、応答速度が速く、動きが滑らかで鮮明なものではないとまともに使えないでしょう。
有名な会社で言えばBenQやASUSなどのモニターがそれにあたります。
中古モニターの中には格安で144Hzなどの掘り出し物もある可能性があるので、しっかりと中古PCモニターを販売しているおすすめショップをチェックすることをおすすめします。
パネルの種類で選ぶ
特徴 | IPS | VA | TN |
---|---|---|---|
画質(コントラスト・彩度) | 高画質 | 比較的劣る | 比較的劣る |
応答速度 | 比較的遅い | 遅い | 早い |
視野角 | 広い | 比較的狭い | 狭い |
価格 | 高い | 比較的安い | 安い |
モニターにはTN・IPS・VAパネルの3種類があります。
ゲーミング用途の場合は応答速度の早いが画質的には劣るTNパネルがおすすめです。
逆に画質は高いが、反応速度が劣るIPS液晶は映画やYoutubeを見たい人、またコントラストの調整つにも優れているのでイラストを描く人にもにおすすめです。
中古PCモニターを購入するのにおすすめのショップ
実際に中古PCモニターを購入する際に、どこのショップで買えばいいのか?どこだったら安心して購入できるのか?という疑問を持つ方に向けて、おすすめショップを紹介していきます。
パソコン工房
支払い:代金引換/銀行振込/コンビニ/カード決済/PayPay/d払い
サポート:24時間×365日電話サポート
保証:10日/30日/90日/180日/1年間
大手BTOショップの「パソコン工房」は中古モニターの取り扱いもあります。
価格帯は安いもので1万円程度、ゲーミング用の144Hzモニターの最安値は2万5千円程度でした。
パソコン工房のモニターは初期不良の対応、そして90日の保証があります。
中古モニターはTOPページのサイドバー「中古パソコン周辺機器」から「中古液晶モニター」を選択してください。
OraOrA!
東京に店舗を経営している「OraOrA!」ですが、モニターの品質では紹介する4つのショップの中では1番おすすめです。
「OraOrA!」はアウトレット品の取り扱いを行っているいるので、店頭に飾る用だったさほど使われていないモニターを格安で購入することができます。
保証は商品到着から7日間以内でしたら初期不良での返品が可能で、価格は最安値で1万4千円ほどと他のショップに比べて少し高めですが、美品が多く初期不良の確率も少ないです。
中古モニターの購入はTOPページのサイドバー「モニター」からお好きなモデルをを選択してください。
JUNKWORLD
安価なパソコンを多く取り扱っているネットショップの「JUNKWORLD」ですが、モニターも安価なものが多いです。
ご紹介している4つのショップの中で1番、取扱数が多く19インチよりも小さな型の在庫もあります。
保証は30日で、返品後は基本交換になりますが、同じ商品がない場合は返金になる場合もあります。
価格は安いもので4~5千円からあり、とにかく安価で済ませたい方におすすめです。
中古もモニターの購入はサイドバーの「周辺機器」から選択してください。
PC-WRAP
業界内でも最長の保証期間を誇る「PC-WRAP」はディスプレイの取り扱いも行っています。
掲載されているものによっては、24インチモニターが15,000円前後とかなり安い価格で購入できたりと掘り出し物を探すのにお得な中古PCショップです。
PC版の場合はサイト上部の「ディスプレイ」にカーソルをあわせると中古モニターのラインナップを確認することができます。
中古PCモニターを購入する際の注意点まとめ
最後に中古PCモニターを購入する際の注意点まとめです。
- メインモニターかサブモニターによって選ぶモニターは変わる
- 2011年以前のモニターはスクエア型のモニターが多い
- 昔のモニターはケーブルが今のパソコンでは対応していない場合がある
- 対応していないケーブルでも変換アダプターで解決できる
使用用途にもよりますが、モニターの大きさはそろえた方が無難です。
欲を言うなら全く同じ型のモニターまたは同じ会社のモニターにそろえた方が会社ごとの発色の微妙な違いがありません。
ただし同じモニターでも経年劣化によって液晶が黄色く、くすんで見える場合があるので注意が必要です。