この記事では「Prime Reading（プライムリーディング）」とはどんなサービスなのか、類似サービスの「Kindle Unlimited（キンドルアンリミテッド）」との違いのほか、以下の内容について解説しています。
また、Amazonプライム会員に登録することで様々なメリットがあるので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
Prime Readingとは何か？
「Prime Reading（プライムリーディング）」とは、Amazonプライム会員のサービスに含まれるコンテンツのひとつです。
Prime Readingは、対象となる1000冊以上の電子書籍を追加費用を払うことなく利用可能です。
Amazonプライム会員は、年間プラン4,900円または月間プラン500円で利用できるサブスクリプションサービスです。翌日配達に対応したお急ぎ便が利用できる他、Prime Video、Prime Music、Amazon Photos、Prime Readingなどの幅広いサービスを追加料金なしで利用可能です。
Prime Readingの特徴
Prime ReadingはAmazon primeのサービスコンテンツの一種でありながら非常に豊富なジャンルの書籍が読み放題の対象になっています。
- ビジネス、自己啓発
- 経済、評論
- 趣味、暮らし
- 絵本
- コミック
- 雑誌
- 海外書籍
多くのジャンルがPrime Readingの対象書籍になっており、特にコミックや雑誌を中心に取り扱っているのが特徴です。
対象になる電子書籍は定期的にラインナップが変化するため、しばらくすると読みたかった本が対象外になり、読みたかった本が対象に変わることもありますので定期的なチェックをおすすめします。
Amazonプライムそのもののメリットもさることながら、他にも多くのサービスコンテンツがあるので、Amazonプライムについて詳しく知りたい方は「Amazonプライムのメリットを紹介」を参考にしてみてください。
Prime Readingの料金
Prime ReadingはAmazonプライムのサービス特典の１つなのでPrime Readingの利用に料金が発生することはありません。
ただし、Amazonプライム会員になることが必須ですので、プライム会員の会費（月額500円～）が発生します。
しかし、Amazonプライムは30日間の無料期間があり、無料期間中も一切の制限なくPrime Readingや他の特典が利用可能ですので、お試しでお得に読んでみたい本の読書が可能です。
なお、Amazoプライムは無料期間中に解約ができるため実質無料で読書が可能です。
簡単に解約できる手順を、「Amazon Primeを無料期間中に解約する方法」で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
Prime Readingの読み放題タイトル一覧
Prime Readingは幅広いジャンルが読み放題の対象となっていますが、定期的に頻繁に読み放題のタイトルが変更されるため、すべてのタイトルを読破することは難しいです。
Prime Reading読み放題タイトルの一例
- 金色のガッシュ！！完全版（漫画）
- Artiste（アルティスト）（漫画）
- 極主夫道（漫画）
- ゆるキャン△（漫画）
- バキ道（漫画）
- BEASTARS（漫画）
- 余命10年（小説）
- 運転者 未来を変える過去からの使者（小説）
- ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅（小説）
- 武士道（小説）
- 辻の家（小説）
対象の中でも特に人気の高い読み放題タイトルだけでも多く、期間内にすべて読むことは難しいので、本当に興味がある書籍を絞って読み始めることをおすすめします。
Prime Readingの読み放題対象のタイトルは頻繁に入れ替わるため、定期的に確認すると良いでしょう。
現在読み放題のタイトル一覧は以下のボタンから飛べるPrime Readingのトップページで確認できます。
Prime Readingの使い方
Prime Readingを利用するためのAmazonプライムへの登録からPrime Readingの使い方をPCとスマホからそれぞれ画像付きで解説をします。
Prime Readingの使い方（PC）
Amazonにアクセスし検索窓で primeと検索すれば申し込みフォームが現れます。
Amazon primeの登録が完了したら、「すべて」のメニューバーを開きPrime Readingへアクセスしましょう。
今月のおすすめや、書籍、マンガ、雑誌から読みたい本をクリックし、「今すぐ読む」をクリックすればその場でコンテンツの内容を見ることができます。
また、「ライブラリに追加」を選択するとKindleに追加されますので、後から読むこともできます。
Prime Readingの使い方（スマホ）
スマホではiPhone（iOS）とAndroidのどちらでもPrime Readingを使えるようになる方法をご紹介します。
ブラウザからAmazonにアクセスし検索窓から primeと検索しましょう。
赤枠のサイドメニューより、「Kindle本」「Prime Reading」でアクセスできます。
今月のおすすめや、書籍、マンガ、雑誌から読みたい本を選び、「今すぐ読む」を選択すれば、そのままブラウザからコンテンツを閲覧できます。
「今すぐ読む」を選択した時点でKindleのライブラリにも反映されますので後で楽しくことも可能です。
Prime Readingのメリット・デメリット
Prime Readingのメリット・デメリットを紹介していきます。
Prime Readingはあくまでプライム会員の特典的なサービスのためどうしてもコンテンツのボリュームが少なく感じてしまう方も少なくありません。
しかし、Prime Readingは限られた対象の中から読みたい本を探すため、好みが偏らず普段読まない本を読んでみたくなるのが大きなメリットです。
一方で大きなデメリットとしては、10冊までしかダウンロードできないため読み終わったり、興味がなくなってしまった本はその都度消していく必要があります。
なお、AmazonではPrime ReadingやKindle unlimitedの専用デバイスがあります。
読書もしやすく、ライブラリの管理も楽になり、Prime Readingを利用するのにうってつけのデバイスです。
専用デバイスについては「Amazonデバイスのおすすめ商品紹介」で解説していますので、ぜひ参考にしてください。
Prime ReadingとKindle Unlimitedの違いは？
Prime ReadingとKindle Unlimitedの違いについてまとめました。
| Prime Reading | Kindle Unlimited | |
|---|---|---|
| 価格 | 月額500円（Amazonプライム） | 月額980円 |
| タイトル本数 | 1,000冊以上 | 500,000冊以上 |
| ジャンル | ・ビジネス、自己啓発 ・経済、評論 ・趣味、暮らし ・絵本 ・コミック ・雑誌 ・海外書籍 | ・ビジネス、自己啓発 ・経済、評論 ・趣味、暮らし ・絵本 ・コミック ・雑誌 ・海外書籍 ・歴史、地理 ・コンピューター、IT ・ライトノベル その他 |
| 利用対象者 | プライム会員 | Amazon会員 |
２つのサービスの差は利用できるユーザーが違い、料金や読めるタイトル数に大きな差があります。
Prime ReadingはAmazonプライムに付帯するサービスなのに対し、Kindle Unlimitedは読書のみに特化した専用サービスです。
お試しでPrime Readingから電子書籍に馴染めれば、Kindle Unlimitedで本格的に電子書籍を利用していくのもおすすめです。
Prime Readingについてまとめ
Kindle Unlimitedについてまとめます。
- Prime ReadingはAmazonプライム会員の特典コンテンツの一部である
- Prime ReadingはAmazonプライム会員でなければ利用できない
- AmazonプライムとKindle Unlimitedは同じサービスではない
- Amazonプライム会員はPrime Readingのように映画、音楽も無料で楽しめる
Prime ReadingはAmazonプライム会員になれば月額500円で本が読み放題になるだけでなく、そのほかのプライム会員特典も追加料金なしで利用できます。
映画や音楽も楽しみたい人や、Amazonで買い物することが多い人はお得なサービスです。
Amazonプライム会員はいつでも30日間無料でサービスを受けれるので、まずはお試しで始めることをおすすめします。
