SteelSeriesのキーボードはデザイン性が高いことで有名ですが、それ以外にも機能性も優れているものが揃っています。
この記事では、
をポイントに、SteelSeriesのキーボードをこれから購入する方へ向けて、どういった基準で選んだら良いか、おすすめキーボードを紹介します。
SteelSeries自体の評判が気になる方は「SteelSeriesの評判」も合わせてご覧ください!
SteelSeries(スティールシリーズ)ゲーミングキーボードの特徴
SteelSeriesのゲーミングキーボードは、独自のカスタマイズ可能なメカニカルキースイッチや、メンブレンとメカニカルのハイブリッドスイッチを始めとした独自のキーボードから、求めやすい価格のメンブレンキーボードまで一通り揃っています。
その中でも「Apex Pro TKL」は『Fortnite』のプロプレイヤーの中では使用数が一番多く、値段は高いけれど実際に使用した際のパフォーマンスが高いことが伺えます。
性能だけでなくデザイン性も重視されており、カラフルなイルミネーションとシックなアルミフレームがかっこいいモデルがあります。
SteelSeries(スティールシリーズ)ゲーミングキーボードの選び方
SteelSeriesのキーボードを選ぶ際に、どのようなポイントが自身に適したものなのかを判断するために、重要なポイントを紹介します。
色々なモデルがあって迷ってしまうという方は参考にしてください。
軸(キースイッチ)で選ぶ
キーボードにはスイッチの種類が大きく分けて2種類あります。
一般的なキースイッチは「メンブレン」。ゲーム用途は「メカニカル」となり、それぞれ構造が違うゆえに向いている使い方や値段が変わってきます。
メンブレンキー
スイッチが一枚のシートとなっていて、各キーの位置がドーム状に膨らんでいて押下した際に接点することで信号を送るタイプのキーボードです。
押した感覚は柔らかく静音性も高めで大量生産がしやすいので価格も抑えられ、幅広いキーボードに採用されているタイプのキーボードです。
価格を抑えたゲーミングキーボードを求めている方や、打鍵感がメンブレンで慣れているので変えたくないという方におすすめです。
詳しくは「メンブレンキーボードとはなにか」で詳しく説明しているので合わせてご覧ください。
メカニカルキー
メンブレンキーボードとの大きな違いは、キースイッチが一つ一つ独立して作られているところで、耐久力としっかりとした打鍵感と反応速度を求めている方におすすめです。
主に高性能なゲーミングキーボードとされているものはこの「メカニカルキー」が採用されており、構造が複雑なためその分値段も高くなります。
一般的なメカニカルキースイッチで1番多く使われているのが「Cherry MX」というキースイッチで、「赤・青・茶・銀」の軸ごとに使い心地が変わってきます。
軸 | タイプ | 押下圧 | ストローク | 作動点 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
赤軸 | リニア | 45g | 4.0mm | 2.0mm | スッと沈み込むような打鍵感、静音性が高い |
青軸 | クリッキー | 60g | 4.0mm | 2.2mm | カチカチとまるでタイプライターを打っているような打鍵感、音は大きめ |
茶軸 | タクタイル | 55g | 4.0mm | 2.0mm | 赤軸と青軸の中間ような打鍵感、ほどよい音の大きさでクリック感がある軸 |
銀軸 | リニア | 45g | 3.4mm | 1.2mm | 軽い打鍵感で、作動点が他の軸と比べて短いのでゲーム向きの軸 |
特にSteelSeriesの「OmniPointスイッチ」を採用したキーボードは、作動点を0.4mm~3.6mmまでキー一つ一つごとにカスタマイズが可能で、最低設定にすることで全キーボードの中でも最速を誇ります。
作動点(アクチュエーションポイント)というのは、キーが認識するまでの深さを指します。
作動点が長い軸はしっかりと押し込まないと反応せず、作動点が短い軸は少し押しただけでキーが反応します。
メカニカルキーは 「CherryMX」 以外にもメーカーによって独自の特徴を出した様々なタイプがあるので、さらに詳しく知りたい方は「メカニカルキーボードとはなにか」をご覧ください。
サイズ(形)で選ぶ
キーボードにはテンキーなどを省いた構造にすることでコンパクトなサイズにしたものが存在します。
それぞれ、サイズによって利便性や用途も変わってくるので、自分の環境や目的に合ったキーボード選びをしましょう。
フルサイズキーボード
テンキーを含むすべてのキーが配列された一般的な形のキーボードで、幅広いモデルのキーボードに採用されています。
仕事で数値入力を行う方や、普段使いとゲーム用途を併用する方におすすめです。
テンキーレスキーボード
テンキーを省いた配列でコンパクトなサイズのキーボードです。
このサイズのゲーミングキーボードはゲーム用途に特化した性能なモデルが多いです。
ゲーム用途にテンキーが必要ない場合や、PCデスクのスペースを確保したいゲーマーに向いています。
60%サイズキーボード
更にキーを省略し上下左右・デリート・バックスペースキーなどを排除した配列のキーボードです。
SteelSeriesには60%サイズキーボードはありません。
ゲームで使用するためのキー以外を徹底的に省いているので、普段使いには向きませんがゲーム専用機として使用するPCであれば選択肢に入ります。
プロゲーマーの使用キーボードを選ぶ
最終的にキーボードの選択に困ったら、プロゲーマーと同じキーボードを購入するのもおすすめです。
プロゲーマーに使用されてるということは、それだけそのキーボードがゲーム操作に向いているということです。
ProSettings.netでは1600人以上のプロゲーマー&ストリーマーの分析をして、どのデバイスでゲームをしているかが記録されています。(個々に確認をとったわけではないので、100%確実な情報ではありませんが)
憧れのプロ選手やストリーマーがいるのであれば、それらの人と同じデバイスを使用する事でモチベーションも上がるでしょう。
値段で選ぶ
ゲーミングキーボードは性能によって金額は変わってきます。
高性能であればあるほど金額は高くなっていくので、高性能なキーボードが欲しいのであれば高価格なキーボードを購入しましょう。
もちろん安いキーボードでもおすすめできる良い性能のキーボードはたくさんあるので、自分の予算にあった商品を選択しましょう。
この記事では格安のApex3シリーズからの高性能なApex Proシリーズのキーボードを紹介しているのでキーボード選びの参考にしてください。
SteelSeries(スティールシリーズ)のおすすめゲーミングキーボード
SteelSeriesは幅広いニーズに応えた以下のキーボードをシリーズごとに展開しています。
ここでは各シリーズごとにポイントを踏まえておすすめキーボードを紹介します。
キーボード以外のSteelSeries製品が見たい方は、↓のボタンから公式ストアでチェックできるので合わせてご覧ください!
Apex Proシリーズのおすすめゲーミングキーボード
- 作動点をカスタマイズできるメカニカルスイッチ「OmniPointスイッチ」で反応速度の調整が可能。
- プロシーンで一番使用率が高いシリーズ。
- 着脱可能なパームレスト付き。
「 OmniPointスイッチ 」は作動点の高さを10段調節が可能で、最低の高さ設定にすると全キーボードの中でも最速の反応速度を誇ります。
激しい操作にも耐えられる耐久性と、誤入力を防ぐ機能も備えているため、まさにハイエンドモデルといえる性能を誇ります。
妥協を許さずとにかく高性能なモデルを求めている方におすすめです。
Apex Pro
接続方式 | 有線 |
バックライト | 有り |
軸 | Omni Pointスイッチ |
サイズ | フルサイズ |
有線でフルサイズの「Omni Pointスイッチ」を採用したメカニカルキーボードです。
作動点を10段階調節できる「Omni Pointスイッチ」は個別にキー一つ一つの作動点をカスタマイズ可能で、これによりとっさに押さなければいけないボタンの作動点を低く設定し、誤爆したくない、しっかり押して発動させるボタンの作動点を高めに設定する。などの調整が可能です。
他にもメディア再生コントロールキー、有機ELディスプレイで簡単な通知の確認、カラフルなイルミネーション機能、着脱可能なパームレストが付属しており、機能面やビジュアル面も充実しています。
性能・ビジュアル・機能面すべてに優れたハイエンドキーボードを求めている方におすすめです。
Apex Pro TKL
接続方式 | 有線 |
バックライト | 有り |
軸 | Omni Pointスイッチ |
サイズ | テンキーレス |
基本的な性能は「Apex Pro」と変わりませんが、こちらはテンキーレスのモデルなので、よりゲームに特化したキーボードと言えます。
テンキーレスにすることで省スペースになるだけでなく、マウスとキーボードの配置を自分に合った配置にすることが可能です。
またこちらのテンキーレスモデルは『Fortnite』においてプロ使用率がダントツに多いモデルです。
Apex 7シリーズのおすすめゲーミングキーボード
- 「Cherry MX」の打鍵感をもとに「QX2スイッチ」を採用したモデル。
- 各色の軸モデルを選ぶことができる。
- 着脱可能なパームレストが付属。
- テンキーレスとフルサイズどちらのモデルもある。
「Apex 7」には各色の軸が搭載されたモデルが揃っており、打鍵感や音を選ぶことが可能です。
付属のパームレストはタイピングのしやすさと疲労感を軽減する効果があり、好みに合わなければ取り外すことが可能です。
Apex 7
接続方式 | 有線 |
バックライト | 有り |
軸 | QX2スイッチ |
サイズ | フルサイズ(選択可) |
「Apex 7」はフルサイズとテンキーレスモデル、各色のメカニカル軸を搭載したモデルが一通り揃っています。
自身の環境に合わせてそれぞれのモデルを選択することが可能です。
激しい操作に耐えられるように「ANTI-GHOSTING」機能を搭載しており、誤操作を防いでくれます。
軸の色とキーボードサイズを自分好みで選択し、激しい操作に耐えられるキーボードを求めている方におすすめです。
Apex 7 TKL
接続方式 | 有線 |
バックライト | 有り |
軸 | QX2スイッチ |
サイズ | テンキーレス(選択可) |
基本的な性能は「Apex 7」と変わりませんが、こちらはテンキーレスモデルになります。
テンキーレスモデルにも各色の軸モデルがあり、好みに合わせて選択することが可能です。
Apex 5シリーズのおすすめゲーミングキーボード
接続方式 | 有線 |
バックライト | 有り |
軸 | ハイブリットスイッチ |
サイズ | フルサイズ |
- ハイブリッドキースイッチで価格を抑えたモデル。
- 着脱可能なパームレストが付属。
- カスタマイズ可能なイルミネーション
SteelSeriesオリジナルのメンブレンとメカニカルを融合した、ハイブリッドスイッチを搭載したモデルです。
基本的な機能は上位モデルと同じものを搭載しており、主な違いはハイブリット型のスイッチという点です。
メンブレンの柔らかい打鍵感と、メカニカルキースイッチのしっかりとした打鍵感の間くらいの感覚です。
価格を抑えつつもメカニカルキースイッチの打鍵感を求めている方におすすめです。
Apex 3シリーズのおすすめゲーミングキーボード
- メンブレンタイプなので価格が抑えられている。
- 耐水・防塵処理がされているので飲み物をこぼしてしまっても安全。
- 着脱可能なパームレストが付属。
2000万回のタイピングに耐えられるメンブレンタイプのキーを搭載し、防水・防塵加工がされているので耐久性が非常に高いシリーズです。
上位モデルを同じ利便性とデザイン性を追求した機能を備えている上に、価格が抑えられているのでSteelSeriesのゲーミングキーボードをお手軽に試したい方におすすめできるモデルです。
Apex 3
接続方式 | 有線 |
バックライト | 有り |
軸 | メンブレン |
サイズ | フルサイズ |
メンブレンキーとフルサイズを採用したモデルのゲーミングキーボードです。
パームレスト、イルミネーションカスタマイズ、メディアコントロールスイッチを搭載しており、価格を抑えつつも機能やビジュアル面が優れています。
高性能かつメンブレンキーがお好みの方や、SteelSeriesの格安モデルを求めている方におすすめです。
Apex 3 TKL
接続方式 | 有線 |
バックライト | 有り |
軸 | メンブレン |
サイズ | テンキーレス |
基本的な性能は「Apex 3」と変わりませんが、テンキーレスなのでキーボードとマウスの位置を自分好みに調整することが可能です。
これにより疲労軽減、操作性の向上が望めるのでよりゲーム用途に特化したメンブレンキーボードを求めている方におすすめです。
SteelSeries(スティールシリーズ)おすすめゲーミングキーボードまとめ
SteelSeriesのキーボードは、どの価格帯にもパームレスト・イルミネーション機能・メディアコントロールスイッチ・3方向からコードを取り出せるフレーム構造が搭載されているので、ゲーミングキーボードとしての機能をどのシリーズを購入しても体感できるものとなっています。
特に「Omni Pointスイッチ」はどのメーカーにも見られない画期的なシステムなので、「Apex Pro」シリーズは『Fortnite』のみならず他のゲームにも柔軟に対応できる高性能なモデルです。