「エイムアシスト」とは、FPSやTPSにおいて、敵に照準を合わせやすくなる機能のことです。
「エイムアシスト」の意味
エイム(aim)とは、敵に照準を合わせることを言います。英語では「狙う」という意味があります。
エイムアシストとは、ゲーム側がエイムを自動補助する機能を意味します。
前提として、エイムアシストはPAD(コントローラー)で操作するときしか機能しません。
また、スナイパーライフルに付けるような高倍率スコープを使っている時は、エイムアシストの効果が薄れることが多いです。
遠距離戦だと弾速や重力、偏差などを考慮して撃たないといけないので、エイムが自動補正されると逆に弾が当たりにくくなる場合があるからです。
エイムアシストには以下の2つの効果があります。
- 敵の周りでエイムの感度が低くなる
- 敵に照準が吸い付く(照準がホーミングする)
同じPADを使っていても、CS機版(PS5など)とPC版でエイムアシストの強度が異なるゲームもあります。
エイムアシストの強度が高いほど「吸い付き」は強くなります。
ゲーム内の設定でオン/オフを切り替えることができますが、PADプレイヤーならオンにしたほうが有利です。
『Apex Legends』や『フォートナイト』はエイムアシストが強いゲームの代表です。
エイムアシストのメリットとデメリット
エイムアシストは、PAD(コントローラー)プレイヤーを大幅に有利にしてくれるほど強力なシステムです。
一方、キーボード&マウスでプレイしているプレイヤーとクロスプレイで対戦するときは、エイムアシストが強すぎてPAD勢が有利すぎる、という論争が起こりがちです。
また、エイムアシストのメリットがデメリットに転じることもあります。
画像のように、敵同士の間に照準が入ると双方からエイムアシストの「引き寄せ」が働き、正確なエイムがしにくくなるケースがあります。
しっかり片方の敵にエイムをするか、ひとりずつと戦うことでこの状況は避けられます。