この記事では、FPSにおける「センシ」とは何かの解説の他、以下の内容を掲載していますのでぜひ参考にしてください。
また、当サイトでは「FPSにおすすめのゲーミングマウス」を紹介していますので、気になった方はチェックしてみてください。
センシとは何か?
- センシ・・・「感度」という意味で、マウスを動かすとどれだけ画面内でポインターが動くのか表す言葉
センシとは感度のことで、マウスやスティックを動かしたときにカメラがどれだけ動くかを表しています。
感度を英語で呼ぶとセンシティビティ(Sencivity)、それを略して「センシ」と呼びます。
PS4やSwitchなどのパッドではゲーム内設定のみでセンシが決定しますが、PCの場合は「DPI(マウスの感度)」×「ゲーム内設定」という2つの値によって決まります。
DPI×ゲーム内設定をかけ合わせた数値を「eDPI」といいます。
センシの種類
センシはおおまかに3種類に分類され、「ローセンシ」、「ミドルセンシ」、「ハイセンシ」と呼ばれます。
センシの種類は、180度振り向くために必要なマウスの移動距離によって分けられます。
センシの呼称 | 特徴 | 180度振り向くために必要なマウスの移動距離(cm) |
---|---|---|
ローセンシ | 感度が低く、マウスを動かしても視点があまり動かない | 24~30 |
ミドルセンシ | ローセンシとハイセンシの中間 | 17~23 |
ハイセンシ | 感度が高く、マウスを少し動かしただけでも視点が動いてしまう | 10~16 |
例外はありますが、一般的に感度が高くなるにつれて、視点の移動が楽になる反面、エイムが安定しずらくなる特徴があります。
ゲーム別おすすめの感度
結論から言えば、おすすめの感度は人それぞれです。
しかし、多くのゲーマーに採用されている感度があるのは事実ですので、採用率の観点から『Apex Legends』と『VALORANT』のおすすめ感度を紹介します。
『Apex Legends』おすすめの感度
結論から言うと『Apex Legends』は「ミドルセンシ」がおすすめです。
実際にプロのセンシはほとんどがローセンシですが、初心者がいきなりローセンシではじめるのは難易度が高いです。
ローセンシだと後ろを振り向いたりするときにマウスをかなり動かさないといけなくなり、初心者が大きくマウスを振り回すのは難しいです。
まずはミドルセンシからスタートしていって、徐々に慣れてきたらローセンシにしたり、ハイセンシにしたりして調整することをおすすめします。
『VALORANT』おすすめの感度
『VALORANT』をプレイする場合の初心者におすすめのセンシは「ミドルセンシ」です。
『VALORANT』でミドルセンシをおすすめする理由は以下の2点です。
- 正面の撃ち合いにそこそこ強い
- 視点移動も快適
単純に正面の撃ち合いだけならエイムが安定しやすい分、ローセンシが有利ですが、当然状況は常に変化します。
一方で、移動だけならハイセンシが有利ですが、今度はエイムが安定しにくくなるため、バランスのよいミドルセンシがおすすめの感度になります。
FPSゲームのセンシ(感度)の決め方
『Apex Legends』や『VALORANT』におすすめ感度をご紹介しましたが、自分に合った感度を見つけるのは簡単ではありません。
初心者から上級者まで自分に合ったセンシを見つけるのは永遠の課題です。では具体的にどうやってセンシを決めればいいのか、その方法をご紹介します。
以下では『VALORANT』のプロチームSentinels所属しているの「TenZ」選手流のAIM感度調整方法です。
わかりやすく画像付きで紹介しているので、参考にしてみてください。
Tenzとは・・・『VALORANT』のオフライン世界大会などで優勝経験を持つ海外の強豪プロプレイヤー
PSA Perfect Sensitivityにアクセスして、Base Senseitivyに現在使用しているセンシを入力します。
使用している感度がとくにない方は、ない方はプロの平均感度を使用しましょう。
「どちらかといえば、こっちのほうが当てやすかった」のような感覚で問題ありません。
上記で表示された感度が自分に合った最適な感度となります。