2013年10月03日(木)22時15分

『Saints Row IV』プロデューサーが開発費と販売価格のバランスに言及「ゲーマーは開発費など気にしない」

『Saints Row IV』のシニア・プロデューサーJim Boone氏が高騰し続けるゲームの開発費に言及し、開発費と販売価格のバランスが崩れていると語っている。

Jim Boone: 我々Volitionのスタッフは誰もがハードコア・ゲーマーで、結局のところ開発費なんてどうでもいいんだ。どちらにせよ60ドルで買うわけだから、開発費が8000万ドルだろうと2億ドルだろうと関係ない。優れたゲームにお金を払うだけだ。だが、そこが難しい。私に言わせれば、その60ドルという価格のせいで、ゲーマーは買うゲームの数を減らしている。もし年に6本のゲームを買うなら、恐らくは2億ドルのゲームを6本買って終わりにするだろうね。それ以外のゲームは気にする必要がないんだ。

jim-boone.jpgJim Boone氏

そうした状況が保守的なゲームを生んでいるとBoone氏。

Jim Boone: 開発費の高騰でパブリッシャーはリスクを避けるようになり、革新性が失われている。つまり、山ほどのお金を費やしてベストを尽くさないといけないわけだが、仮にそれがベストの出来でない場合、消費者は大金を掛けたゲームを買うだけになってしまうということだ。

一方でBoone氏は、今後はプラットフォームの多様化と共に販売体系も多様化するだろうと予測している。

Jim Boone: でも今はプラットフォームが多様化していて、次世代機も出るから、価格帯にも多様性が出てくると嬉しいよ。Microsoftとソニーはそういう方向に向かっていると考えている。ゲームの配給方法や価格帯の種類が増えるだろう。

多様化に適応で傷に旧態依然とした販売体系に固執すると、今後も第二のTHQが生まれてしまうと締めくくっている。

Jim Boone: 一つのプロジェクトに数億ドル単位の開発費を費やし続けていたら、廃業するパブリッシャーやデベロッパーは増えるだろうと思うよ。

[ソース: OXM]

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