シリーズ作品の中でも人気の高い『FF7』のリメイク版である『FF7リメイク インターグレード』は、スクウェア・エニックスが誇る美麗なグラフィックがPC向けに4Kも対応している事が特徴です。
この記事では『FF7リメイク インターグレード』をPC版でプレイしたい方の「結局どのPCを使えばいいの?」「4Kはどのくらいのスペックがあれば快適?」という悩みを解消します。
以下の疑問を抱えている人は参考にしてください。
「細かい説明は抜きにおすすめのゲーミングPCだけ知りたい!」という方は以下のリストからどうぞ!
・フルHD60fps以上でプレイしたい! → 「とにかく安い入門モデル」
・4Kも体験したい! → 「中級者向けコスパ最高モデル」
・4K120fps以上でプレイしたい! → 「上級者向けハイエンドモデル」
・ゲーミングノートPC→ 「ミドルスペック&軽量ノート」
『FF7リメイク インターグレード』動作環境・推奨スペック
『FF7リメイク インターグレード』公式サイト情報を元に、どの程度のスペックのPCであれば『FF7リメイク インターグレード』が快適に動作するかを紹介します。
必要スペック
CPU | AMD FX-8350 / Intel Core i5-3330 |
メモリ | 8GB |
GPU | AMD Radeon RX 480 / NVIDIA GeForce GTX 780 |
このスペックであればフルHD30fpsでの動作が可能です。
対人戦が絡まないゲームなので、30fpsでも問題ないとはいえますが、『FF7リメイク インターグレード』はグラフィックにこだわった作品なので、せっかくプレイするならばもっと高画質でぬるぬるとした映像を楽しみたいところです。
推奨スペック
CPU | AMD Ryzen 3 3100 / Intel Core i7-3770 |
メモリ | 12GB |
GPU | AMD Radeon RX 5700 / NVIDIA GeForce GTX 1080 |
推奨スペックであれば、フルHD60fps以上が安定して4K30fpsでのプレイも可能です。
この構成のゲーミングPCで『FF7リメイク インターグレード』をフルHDで快適にプレイすることは可能ですが、せっかくゲーミングPCを使用するのであれば、4K60fpsを目指しましょう。
4KとフルHDの画質の差は圧倒的であり、さらに高fpsの『FF7リメイク インターグレード』は没入感が更に増すので更に上のスペックでぜひ体験しましょう。
真の推奨スペック
CPU | Core i7-10世代(10000番代) |
メモリ | 16GB |
GPU | GeForce RTX 3070 |
筆者が個人的に考える「4K100fps以上で安定して『FF7リメイク インターグレード』を遊ぶためのスペック」は最低限これくらいは必要になります。
『FF7リメイク インターグレード』はフルHDでプレイするのであれば軽い部類ですが、グラフィックにこだわって4K120fpsを目指すとミドルスペック以上を要求されるゲームです。
そのため、今後出る『FF7リメイク インターグレード』の続編で更に負荷が上がる可能性もあるので、PCスペックには余裕を持っておきましょう。
もちろん高fpsや4Kでのプレイには、それに対応したゲーミングモニターも必要なので忘れずに用意しましょう。
グラボなしのPCで遊べる?→遊べません
グラフィックボードを搭載してない(オンボード)パソコンでの『FF7リメイク インターグレード』のプレイは、不可能です。
ゲームすら起動できない可能性が高いので、グラボなしPCや低スペックのPCではプレイできないと思ってください。
『FF7リメイク インターグレード』だけでなく、グラフィックが綺麗なタイプのゲームは、グラフィックボードが必須です。
グラボなしPCについて詳しく知りたい方は「内蔵GPUとは何か」で解説しているので参考にしてください。
BTOショップ別特徴まとめ【ドスパラからパソコン工房まで】
メーカー | 値段 | 納品速度 | サポート | 使い勝手 | ゲーマー向け |
---|---|---|---|---|---|
ドスパラ | |||||
マウスコンピューター | |||||
パソコン工房 | |||||
フロンティア |
最近のBTOショップでは、販売されているPC自体の性能差はほとんど存在しません。
一日でも早くお目当てのゲーミングPCが欲しいなら「ドスパラ」。
どれほど時間がかかっても受注生産やセールで最安ゲーミングPCが欲しい人は「フロンティア」。
「マウスコンピューター」は24時間365日の電話サポートが手厚いので入門者にはぴったりです。
今日本でゲーミングPCを買おうと思ったらこの記事で紹介しているPCモデルがトップクラスです。
当サイトで紹介するゲーミングPCはすべてBTOショップ製です。
家電量販店でゲーミングPCを買うのはコスパが悪いのでやめましょう。
家電量販店のデメリットを詳しく知りたい方は「パソコン買うなら電気屋や家電量販店はNGな理由」を参考にしてください。
『FF7リメイク インターグレード』おすすめゲーミングPC
ここでは各モデルを『FF7リメイク インターグレード』がどのくらいの環境でプレイできるのかを解説しながら紹介します。
BTOショップは様々ありますが、当サイトでは「ドスパラ」と「マウスコンピューター」を中心におすすめモデルを紹介しています。
ドスパラはとにかく納期が早いのが特徴で、マウスコンピューターは高品質な部分が特徴となっています。
ドスパラは最大60回までの分割払い、マウスコンピューターは最大36回までの手数料を無料で行えるので、一括でなくても長期的な支払いを行うことでPCを購入することが可能です。
フルHD60fps以上でプレイしたい場合はとにかく安い入門モデルがおすすめ
グラフィック : GTX 1650
メモリ : 16GB DDR4 SDRAM
ストレージ : 500GB NVMe SSD
価格をできるだけ抑えて『FF7リメイク インターグレード』をプレイしたい方には、この「Magnate MH」が最適です。
4Kでのプレイを想定しなければフルHDで100fps以上を安定して出せるので、プレイに支障は全くありません。
他のゲームをプレイする場合も、画質にこだわらなければ困ることが少ないので、ゲーミングPCデビューに最適なモデルです。
4Kで遊びたい中級者は人気no.1モデルがおすすめ
「4K60fps以上の環境で快適にプレイしたい」「他のゲームでも必要スペックで困りたくない」という方にこのモデルは最適です。
現状、コスパを求めつつ高画質で高fpsのプレイを数年先も実現できるスペックのゲーミングPCは、このくらいのモデルが理想的です。
『FF7リメイク インターグレード』においては、4Kで平均100fpsでのプレイが可能で、100fpsはヌルヌル動いていると感じられるリフレッシュレートです。
フルHDと4Kの画質の差は「毛穴がくっきりと見える」くらい大きく差があるので、ゲームの世界にどっぷり浸かりたいのであればこの「ガレリア XA7C-R46T」で4Kでのプレイがおすすめです。
4K120fpsを目指す上級者にはハイエンドゲーミングPCがおすすめ
グラフィック : RTX 4070 Ti SUPER
メモリ : 32GB
ストレージ : 1TB Gen4 SSD
『FF7リメイク インターグレード』の最高環境である4K120fpsを安定してプレイできるPCがこの「XA7C-R38」です。
更にMODでHDテクスチャ・fps上限解除・モデル変更などを適用する予定の方にも、このスペックがあれば十分耐えられ高fpsを保てます。
スペックに余裕ができ、高画質なストリーム配信やVR機器の運用も同時に行えるので、このゲーミングPCがあれば数年先も快適なPCライフが送れることは間違いありません。
注意点として、ハイスペックPCの性能を最大限引き出すためには、それに見合うゲーミングモニターが必要です。
ゲーミングノートPCならミドルスペック・軽量モデルがおすすめ
グラフィック : RTX 3060
メモリ : 16GB
ストレージ : 512GB NVMe SSD
モニター : 165Hz 15.6インチ
重量 : 2.15kg
バッテリー : 7.1 時間
「場所を取りたくない」「手軽に持ち運びたい」「子供にいたずらされるので普段は収納したい」という方はゲーミングノートPCも選択肢に入ってきます。
あらゆるゲームを快適にプレイできるスペックがあり、『FF7リメイク インターグレード』も4K60fpsでのプレイが可能です。もちろんフルHD120fpsも安定します。
144Hzの液晶モニターが搭載されているので、シューティングゲームなどもプレイする方にもおすすめできる万能なゲーミングノートPCです。
他にも格安から超高性能まで、優秀なゲーミングノートPCを厳選して紹介しているので、ノートPC派の方は「おすすめゲーミングノートPC」を参考にしてください。
GPU&グラフィック設定別フレームレート・ベンチマーク
結論から言うと『FF7リメイク インターグレード』は軽めのゲームなので、エントリークラスでもフルHD120fpsは余裕です。
4Kまで行くと「GTX 1660」で60fpsを下回るので注意してください。
by.GAME GPU
ゲーム内のfps上限は120fpsとなっているため上記の結果となっています
このベンチマークは戦闘しない時間も含めた平均フレームレートです。魔法などのエフェクトが飛び交う激しい戦闘時にはもちろん重くなり、この平均fpsは維持できません。
また、『FF7リメイク インターグレード』内での計測時期も方法も異なり、検証は完全な同一環境で行われているわけではないので、あくまで目安としてください。
PC版『FF7リメイク インターグレード』の販売プラットフォーム
PC版の『FF7リメイク インターグレード』は現在「Steam」と「Epic Games」2つのプラットフォームで販売されています。
Steamの方では2022年6/24~7/8まで「29%オフの7,013円」とお得なセールを行っているので、今後もSteamの大規模セールで定期的にお得に買えるチャンスがあると予想されます。
プラットフォーム | 価格 |
---|---|
Steam | 9,878円 |
Epic Games | 9,878円 |
Epic Gamesも定期的にセールやクーポンでの割引を行っているので、夏や冬の大規模セールの時期は両方のプラットフォームの価格を確認してから購入すると損をしません。
続編の『FF7リバース』は現在PS5版しかアナウンスがありませんが、後々PC版も展開すると予想されるので続報を待ちましょう。
『FF7リメイク インターグレード』のプレイにゲーミングPCがおすすめな理由
PS5でも『FF7リメイク インターグレード』は販売されていますが、PC版でゲーミングPCを使用してプレイするとPS5には無い、いくつかのメリットがあります。
PS5とPC版どちらでプレイするか迷っている方は、ここの項目を参考にぜひゲーミングPCでPC版の『FF7リメイク インターグレード』をプレイしてみてください。
4Kでも120fps出せる
PS5では4K120fpsは『FF7リメイク インターグレード』で出せませんが、ハイスペックなゲーミングPCであれば4K120fpsを実現でき、『FF7リメイク インターグレード』の重厚な世界観とバトルを思う存分体験できます。
『黒い砂漠』などの重たいゲームでは4K60fpsが限界ですが、『FF7リメイク インターグレード』は比較的軽めのゲームなので、「RTX 3080」クラスのGPUであれば4K120fpsでの快適なプレイが可能です。
本記事で紹介しているモデルの中では「ガレリア XA7C-R46T」が4K100fpsあたりでプレイ可能で、「XA7C-R38」は4K120fpsを安定して出せるので理想的なスペックといえます。
各種MODで拡張できる
「FFVII HooK」(アカウント登録必須)の前提MODを導入することで、fps上限解除・高解像度テクスチャ・8K解像度・キャラモデル変更など、様々な改造が行えるのもPC版『FF7リメイク インターグレード』の大きな魅力です。
特にハイスペックPCによるfps上限解除・高解像度テクスチャ・ReShade-HDR Modは、ハイスペックPCではぜひ入れたいMODです。
これらのMODの中には他のゲームタイトルでも流用可能な物が多いので、今後様々なゲームをMODありでプレイできるようになり、幅が広がるのでゲーミングPCでゲームをする上でMODに興味がある方はぜひ挑戦してみてください。
メーカーがサポートする範囲外の利用なので、全て自己責任となりますが、少し調べて知識があれば『FF7リメイク インターグレード』の世界がガラリと変わるのでおすすめです。
高画質・高フレームレートでプレイしたいならゲーミングモニターが必須
いくら良いゲーミングPCで高解像度の高フレームレートを出せても、その映像を描画できる対応ゲーミングモニターがなければ意味がありません。
ここでは4Kや120fps以上対応のゲーミングモニターを中心に、おすすめモデルを紹介します。
Dell ALIENWARBenQ ZOWIE XL2411K
24インチ | 1ms | 144Hz |
eスポーツでも採用されている「BenQ」のゲーミングモニター「ZOWIE」シリーズの人気モデルです。
Amazonでの「売れ筋ランキング」でも上位のこのモデルは、144Hz・1msとゲームをする上でプレイヤーが求めるスペックを確保し、値段もそこまで高くないので人気があります。
『FF7リメイク インターグレード』をフルHDでプレイするのであれば、このモニターがあれば十分快適にプレイが可能です。
他にもeスポーツで採用されている『VALORANT』などのシューティングゲームでも専用ソフトでプロと同じプロファイル設定を使用できる機能があり、あらゆるゲームで活躍できる万能なゲーミングモニターです。
ASUS ゲーミングモニター TUF Gaming VG28UQL1A
28インチ | 1ms | 144Hz |
4K解像度を大迫力で表現できる28インチのゲーミングモニターで、リフレッシュレートも144Hzも4Kモニターの中では高いレベルで対応しています。
4K120fpsを実現しやすい『FF7リメイク インターグレード』にこのモニターは最適で、ゲーム内の映像を最大限の環境でプレイしたい方や、MODを使用してプレイする方にもおすすめです。
価格は高いですが、それに見合う万能さと性能を持っている4Kゲーミングモニターなので4K環境でプレイできるゲーマーにはおすすめの一品です。
BenQ ZOWIE XIODATA ゲーミングモニター 23.6インチ GigaCrysta
23.6インチ | 0.6ms | 144Hz |
こちらも144Hzのゲーミングモニターですが、2万円台ながら豊富な端子とHDR対応や目の疲労を軽減する機能が搭載されており、コスパに優れるモデルです。
価格が抑えられていますが、上位モデルに比べると専用ソフトでの細かい調整ができないというくらいの差しかなく、普通にゲームをする分には十分快適に運用が可能です。
144Hzのゲーミングモニターがほしいけど、安めのモデルで失敗したくないという方にはこのモデルがおすすめです。
また、ほかにも厳選した144hz対応ゲーミングモニターおすすめ10選を紹介しているので、モニター選びに迷った方は参考にしてください。
『FF7リメイク インターグレード』おすすめゲーミングPCまとめ
この記事では『FF7リメイク インターグレード』におすすめなゲーミングPCを紹介しました。
以下、記事で紹介したモデルのおさらいです。
・フルHD60fps以上でプレイしたい! → 「とにかく安い入門モデル」
・4Kも体験したい! → 「中級者向けコスパ最高モデル」
・4K120fps以上でプレイしたい! → 「上級者向けハイエンドモデル」
・ゲーミングノートPC→ 「ミドルスペック&軽量ノート」
『FF7リメイク』シリーズは、3部作の構成で発売されるタイトルで、最終作が発売される頃にはUnreal Engineの発達とともに画質が更に上がる可能性があります。
高画質と高fpsを両立しつつ『FF7リメイク』シリーズを遊び続けるためにも、高性能なゲーミングPCを用意することはとても重要です。
そして高性能なゲーミングPCは他タイトルを遊ぶ幅が広がり、長く使用できる機械なので今回の記事を参考に自身に合ったゲーミングPCを探してみてください。
こちらの記事では、当サイトが厳選した「初心者向けのおすすめゲーミングPC」を総合的に紹介しています。 「ゲーミングPCの基礎知識」「おすすめBTOショップ」についても解説していますのでこの記事で欲しいゲーミングPCが見つからなかった方はあわせてご確認ください。