この記事では『Valheim(ヴァルヘイム)』をPC版でプレイしたい方の「結局どのPCを使えばいいの?」という疑問を解消します。
以下の悩みを抱えている人は参考にしてください。
「細かい説明は抜きにおすすめのゲーミングPCだけ知りたい!」という方は以下のリストからどうぞ!
・フルHD最高設定 → 「とにかく安い入門モデル」
・最高設定+MOD → 「中級者向けコスパ最高モデル」
・144fps最高設定+MOD → 「上級者向けハイエンドモデル」
・ゲーミングノートPC→ 「ミドルスペック&軽量ノート」
当サイトで紹介するゲーミングPCはすべてBTOショップ製です。
家電量販店でゲーミングPCを買うのはコスパが悪いのでやめましょう。
家電量販店のデメリットを詳しく知りたい方は「パソコン買うなら電気屋や家電量販店はNGな理由」を参考にしてください。
『Valheim(ヴァルヘイム)』動作環境・推奨スペック

『Valheim(ヴァルヘイム)』公式サイト情報を元に、どの程度のスペックのPCであれば『Valheim(ヴァルヘイム)』が快適に動作するかを紹介します。
必要スペック
CPU | 2.6 GHz Quad Core |
メモリ | 8GB |
GPU | GeForce GTX 950 |
公式サイトが発表している必要スペックは「最低限ゲームを動かす為」のスペックでしかありません。
フレームレートは明らかに「30fps」を下回るでしょう。
このスペックで『Valheim(ヴァルヘイム)』をプレイしても低いフレームレートのせいで自キャラや敵キャラの動きはカクカク、建造物の思うように建てられず、イライラすることは火を見るよりも明らかです。
推奨スペック
CPU | i5 3GHz or Ryzen 5 3GHz |
メモリ | 16GB |
GPU | GTX 1060 |
公式推奨スペックでは「60fps」を超えるフレームレートを常に安定して出すことはできません。
このあとにベンチマークをまとめていますが、FHDでも「50fps」程度しか出ません。
この構成のゲーミングPCで『Valheim(ヴァルヘイム)』をプレイすること自体はできますが、不安定なフレームレートではゲームの魅力を完全に引き出し、快適にプレイすることは叶わないでしょう。
真の推奨スペック
CPU | Core i7-10700k |
メモリ | 16GB |
GPU | Nvidia GeForce RTX 3060 |
筆者が個人的に考える「高いフレームレートで安定して『Valheim(ヴァルヘイム)』を遊ぶためのスペック」は最低限これくらいは必要になります。
『Valheim(ヴァルヘイム)』では特にグラフィックボードの性能によって得られる効果が大きいです。
RTX 2060 SUPER以上の性能を持ったRTX 3060搭載ゲーミングPCならFHDなら「144fps」付近、4K画質でも「60fps」近いフレームレートを実現できるでしょう。
グラボなしのPCで遊べる?→遊べません

グラフィックボードを搭載してない(オンボード)パソコンでの『Valheim(ヴァルヘイム)』のプレイは、ほぼ不可能です。
ゲームが起動したとしても、画面の解像度やビデオ設定をすべて最低まで下げてようやく「15fps」出るレベルです。
必要最低限のスペックを満たしたGPUを積んでも快適にプレイできるか怪しいレベルですので、GPUは必須です。
また『Valheim(ヴァルヘイム)』はマルチプレイに対応しているため、GPUを積んでいないパソコンでのプレイは仲間と快適なプレイができず、迷惑をかけてしまうでしょう。
グラボなしPCについて詳しく知りたい方は「内蔵GPUとは何か」で解説しているので参考にしてください。
GPU&グラフィック設定別フレームレート・ベンチマーク
by:GameGpu
このベンチマークは戦闘しない時間も含めた平均フレームレートです。
また、それぞれ『Valheim(ヴァルヘイム)』内での計測時期も方法も異なり、検証は完全な同一環境で行われているわけではないので、あくまで目安としてください。
BTOショップ別特徴まとめ【ドスパラからパソコン工房まで】
メーカー | 値段 | 納品速度 | サポート | 使い勝手 | ゲーマー向け |
---|---|---|---|---|---|
ドスパラ | |||||
マウスコンピューター | |||||
パソコン工房 | |||||
フロンティア |
最近のBTOショップでは、販売されているPC自体の性能差はほとんど存在しません。
一日でも早くお目当てのゲーミングPCが欲しいなら「ドスパラ」。
どれほど時間がかかっても受注生産やセールで最安ゲーミングPCが欲しい人は「フロンティア」。
「マウスコンピューター」は24時間365日の電話サポートが手厚いので入門者にはぴったりです。
今日本でゲーミングPCを買おうと思ったらこの記事で紹介しているPCモデルがトップクラスです。
『Valheim(ヴァルヘイム)』おすすめゲーミングPC

BTOショップは様々ありますが、当サイトでは「ドスパラ」と「マウスコンピューター」を中心におすすめモデルを紹介しています。
ドスパラはとにかく納期が早いのが特徴で、マウスコンピューターは高品質な部分が特徴となっています。
ドスパラは最大60回までの分割払い、マウスコンピューターは最大36回までの手数料を無料で行えるので、一括でなくても長期的な支払いを行うことでPCを購入することが可能です。
ゲーム初心者にはとにかく安い入門モデルがおすすめ

グラフィック : GTX 1650
メモリ : 16GB DDR4 SDRAM
ストレージ : 500GB NVMe SSD
少ない出費で手っ取り早く『Valheim(ヴァルヘイム)』をプレイしたい方におすすめのモデルです。
このモデルなら公式の推奨環境を大きく上回るので、FHDでのプレイなら最高設定でも「60fps」を安定して出すことが可能で、設定を下げれば軽いMODなら導入できるでしょう。
4Kでのプレイにこだわらない方なら、入門用の位置づけのこのモデルがおすすめです。
MODを入れて遊びたい中級者は人気no.1モデルがおすすめ
このモデルは非常に優れたゲーミングPCで、これさえ抑えておけばMODを入れた状態の『Valheim(ヴァルヘイム)』が快適にプレイできるのは当然として、ほとんどのゲームを快適にプレイできます。
パソコンでゲームを始めたいけど、スペックに妥協したくない、そんな方におすすめのパソコンです。
がっつりMODを導入したい上級者にはハイエンドゲーミングPCがおすすめ

グラフィック : RTX 4070 Ti SUPER
メモリ : 32GB
ストレージ : 1TB Gen4 SSD
このクラスのスペックなら、大型MODを導入した『Valheim』はもちろん、今後数年間はほとんどのゲームを最高設定でプレイできるでしょう。
『Valheim』を遊ぶだけなら、ここまでのスペックは必要ないのですが、今後日増しに推奨環境が引き上げられるのは明かです。
他のゲームのMOD同様に、『Valheim』のグラフィック面を強化するMODが大量に出回り始めることも容易に予想できますので、高いスペックのゲーミングPCを用意するに越したことはありません。

ゲーミングノートPCならミドルスペック・軽量モデルがおすすめ

グラフィック : RTX 4050
メモリ : 16GB
ストレージ : 512GB NVMe SSD
モニター : 144Hz 15.6インチ
重量 : 2.2kg
バッテリー : 6.4 時間
「場所を取りたくない」「手軽に持ち運びたい」という方はゲーミングノートPCも選択肢に入ってきます。
ガレリアのノートPCはゲーミングノートPC特有の「重くて持ち運びにくい」「グラボが古い」「モニターがしょぼい」なんて弱点を完全に克服しています。
このスペックなら推奨スペックを凌駕しているので、MODの導入もできますし、FHDなら安定したフレームレートで快適にプレイすることが可能です。
デスクトップPCと違い、モニターを始めとした周辺機器やPCデスクなどを用意する手間と出費を抑えることができ、その身軽さから、ノートPCを置く場所を頻繁に動か方などにベストな選択肢になるでしょう。
他にも格安から超高性能まで、優秀なゲーミングノートPCを厳選して紹介しているので、ノートPC派の方は「おすすめゲーミングノートPC」を参考にしてください。
『Valheim(ヴァルヘイム)』はゲーミングPCで早めのプレイがおすすめ

『Valheim(ヴァルヘイム)』はまだPCでしか発売しておりません。
ただ、似たコンセプトの『マインクラフト』も最初はPCのみでしたが、コンシューマーへ移植されました。
『Valheim(ヴァルヘイム)』はSteamでは上位の売り上げを記録しており、まだまだ熱気冷めやらぬ人気っぷりですので、いずれコンシューマーへ移植されることでしょう。
しかし、今が熱い『Valheim(ヴァルヘイム)』だからこそ、ブームに乗り遅れないようPC版でプレイすることをおすすめします。
ゲーミングPCならMODで楽しみが倍増

『Valheim(ヴァルヘイム)』は早期アクセスを開始してからまだ日が浅いゲームですが、すでに大量のMODが作られています。
家庭用、PC用が両方存在するゲームをどちらでプレイするのか?と考えた場合、MODの存在が決め手となる人が大半です。
『Valheim(ヴァルヘイム)』はバニラ(MODを使わない状態)でも十分に楽しいゲームですが、各種MODを導入することにより、さらに楽しく、快適にプレイできます。
『Valheim(ヴァルヘイム)』はバニラだとお世辞にもグラフィックはキレイとは言えません。
今回はグラフィックに関わるMODをいくつか紹介します。(※一部のMODはアップデートによって使えなくなる可能性があります)
植物や地面などの質感や画質を向上させるMODです。
最低設定においても、かなりクオリティが向上するのが特徴です。
画質が向上することにより、ドロップアイテムが見やすくなるなどの利点があります。
『Valheim(ヴァルヘイム)』はダウンロードサイズが1GBとサイズだけ見れば小さいです。
しかし、実際にプレイしてみると推奨スペック以上にカクツキがあったり、フレームレートが安定しないという声があります。
明らかに推奨スペックを満たしているのに動作が安定しないという方はこのMODを試してみてください。
実際に導入している動画を見ると、明らかにフレームレートが安定しているのが分かります。
グラフィックに妥協することなく遊べる
PS4やSwitchなど『Valheim(ヴァルヘイム)』はまだ発売されていませんが、他のPC発のゲームが移植された場合、大抵はグラフィックやフレームレート、表現、システムに大幅な制限がかかります。
スペックの高いゲーミングPCなら設定を落としてプレイすることなく、最高の画質、フレームレートで快適にプレイすることができます。
また、PC版では好みに合わせて細かいコンフィグが可能になっている自由度が高さも特徴です。
高フレームレートでプレイしたいならゲーミングモニターが必須

いくら良いゲーミングPCで高フレームレートを出せても、その映像を描画できる高リフレッシュレート対応ゲーミングモニターがなければ意味がありません。
以下のボタンからAmazonのゲーミングモニターの売れ筋ランキングがチェックできるので、気になった方は参考にしてみてください。
\ Amazon売れ筋モデル /
『Valheim(ヴァルヘイム)』に最適なモニターを紹介します。
Acer SigmaLine 28インチ 4K

28インチ | 1ms | 60Hz |
TNパネルで応答速度1msというゲームプレイにぴったりのタイトな仕様で、まさに「ゲーミング4Kモニター」です。
4K画質で『Valheim(ヴァルヘイム)』の北欧の世界観に没頭したい人にはおすすめの逸品です。
以下の記事では他にも厳選した4K対応ゲーミングモニターを紹介しているので、モニター選びに迷った方は参考にしてください。

BenQ ZOWIE XL2411K
24インチ | 1ms | 144Hz |
「60Hzモニター」と「144Hzモニター」の差は明確です。
『Valheim(ヴァルヘイム)』をバニラ状態でプレイするだけなら「60Hzモニター」でも十分なのですが、せっかくゲーミングPCと同時購入するなら多くのゲーマーが採用する「144Hzモニター」を選択するのが王道です。
以下の記事では格安モデルから「4K 144fps」まで、さまざまな144hz対応ゲーミングモニターを紹介していますので参考にしてください。

『Valheim』おすすめゲーミングPC購入時によくある質問
- デスクトップとノートはどっちがいい?
-
「性能」や「コスパ」を重視するならデスクトップPCがおすすめ、「コンパクトさ」や「持ち運びやすさ」を重視するならノートPCがおすすめです。
- グラボなしで遊べる?
-
『Valheim』は軽いゲームに見えますが、実際は画面の解像度やビデオ設定を最低まで下げてカクカク動くかどうかというレベルなので、基本的にはグラボなしでは遊べません。
- 『Valheim』は低スペックPCでも遊べますか?
-
この記事で紹介する10万円前後のPCでも遊べます。
- 日本語化されていますか?
-
『Valheim』はデフォルトで日本語化されています。
『Valheim(ヴァルヘイム)』おすすめゲーミングPCまとめ
格安ゲーミングPCからガチ勢もしくは配信者向けのハイエンドゲーミングPCまで幅広く紹介しました。
以下、記事で紹介したモデルのおさらいです。
・フルHD最高設定 → 「とにかく安い入門モデル」
・最高設定+MOD → 「中級者向けコスパ最高モデル」
・144fps最高設定+MOD → 「上級者向けハイエンドモデル」
・ゲーミングノートPC→ 「ミドルスペック&軽量ノート」
こちらの記事では、当サイトが厳選した「初心者向けのおすすめゲーミングPC」を総合的に紹介しています。 「ゲーミングPCの基礎知識」「おすすめBTOショップ」についても解説していますのでこの記事で欲しいゲーミングPCが見つからなかった方はあわせてご確認ください。