この記事では『ストリートファイター5』をPC版でプレイしたい方の「結局どのPCを使えばいいの?」という疑問を解消します。
以下の悩みを抱えている人は参考にしてください。
- 『ストリートファイター5』をプレイするための推奨スペックを知りたい
- グラボなしで『ストリートファイター5』ができるのかを知りたい
- ゲーミングPCで『ストリートファイター5』を遊ぶメリットが知りたい
- おすすめなゲーミングPCが知りたい
- 他のプレイヤーと差を付けたい
最新作の「ストリートファイター6おすすめゲーミングPC」も紹介しているので参考にしてみてください。
「細かい説明は抜きにおすすめのゲーミングPCだけ知りたい!」という方は以下のリストからどうぞ!
・最安PC → 「とにかく安い入門モデル」
・推奨PC→ 「中級者向けコスパ最高モデル」
・超ハイエンドPC→ 「上級者向けハイエンドモデル」
・ゲーミングノートPC→ 「ミドルスペック&軽量ノート」
当サイトで紹介するゲーミングPCはすべてBTOショップ製です。
家電量販店でゲーミングPCを買うのはコスパが悪いのでやめましょう。
家電量販店のデメリットを詳しく知りたい方は「パソコン買うなら電気屋や家電量販店はNGな理由」を参考にしてください。
『ストリートファイター5』動作環境・推奨スペック
必要スペック
CPU | Intel Core i3-4160 @ 3.60GHz |
メモリ | 6GB |
GPU | NVIDIA® GeForce® GTX 480、GTX 570、GTX 670以上 |
公式サイトが発表している必要スペックは「最低限ゲームを動かす為」のスペックでしかありません。
このスペックで『ストリートファイター5』をプレイしても低いフレームレートのせいでキャラクターの動きはカクカクで、敵の動きを見ることや、必殺技を入力するのすら支障が出てしまいます。
当記事でも紹介している「Magnate MH」であれば、なるべく予算を抑えて必要スペックを大幅に上回ることができる格安ゲーミングPCです。
推奨スペック
CPU | Intel Core i5-4690K @3.50GHz/AMD FX-9370 |
メモリ | 8GB |
GPU | NVIDIA® GeForce® GTX 960/AMD Radeon R7 370 |
『ストリートファイター5』は2016年に発売されたゲームです。
発売当時の推奨スペックとなるため、ほとんど参考にはなりません。
設定次第で「60fps」を出すことは可能ですが、度重なるアップデートによっていつフレームレートが落ちるか分からないため、このスペックではおすすめできません。
真の推奨スペック
CPU | Core i7-9700K |
メモリ | 16GB |
GPU | Nvidia GeForce RTX 3070 |
筆者が個人的に考える「高いフレームレートで安定して『ストリートファイター5』を遊ぶためのスペック」は最低限これくらいは必要になります。
『ストリートファイター5』では、ステージによってエフェクトが激しいステージがあり、フレームレートが安定しない場面があります。
RTX 3070を搭載したゲーミングPCの「XA7C-R46T」であれば、どんなステージでも最高設定「60fps」でプレイすることが可能です。
グラボなしのPCで遊べる?→遊べません
グラフィックボードを搭載してない(オンボード)パソコンでの『ストリートファイター5』のプレイは、ほぼ不可能です。
ゲームが起動したとしても、画面の解像度やビデオ設定をすべて最低まで下げてようやくカクカク動くかどうかというレベルです。
『ストリートファイター5』などの格闘ゲームは、コマンドを入力する速さや反応速度が大事になってきます。
グラボなしのPCで遊ぶ『ストリートファイター5』で対人戦をしたら惨敗してしまうことは間違いありません。
グラボなしPCについて詳しく知りたい方は「内蔵GPUとは何か」で解説しているので参考にしてください。
GPU&グラフィック設定別フレームレート・ベンチマーク
『ストリートファイター5』などの格闘ゲームは、60fps固定で動作するように作られています。
ただし、60fps固定でも144hzや240hzのモニターを使用すると表示遅延が少なくなる恩恵があることで知られています。
つまり、『ストリートファイター5』ではゲーミングPC以上に「ゲーミングモニター」が重要なゲームということです。
BTOショップ別特徴まとめ【ドスパラからパソコン工房まで】
メーカー | 値段 | 納品速度 | サポート | 使い勝手 | ゲーマー向け |
---|---|---|---|---|---|
ドスパラ | |||||
マウスコンピューター | |||||
パソコン工房 | |||||
フロンティア |
最近のBTOショップでは、販売されているPC自体の性能差はほとんど存在しません。
一日でも早くお目当てのゲーミングPCが欲しいなら「ドスパラ」。
どれほど時間がかかっても受注生産やセールで最安ゲーミングPCが欲しい人は「フロンティア」。
「マウスコンピューター」は24時間365日の電話サポートが手厚く、入門者にはぴったりです。
また、マウスコンピューターのセールは年間を通して行っているので、いつでもお得にパソコンを購入できます。
今、日本でゲーミングPCを買おうと思ったらこの記事で紹介しているPCモデルがトップクラスです。
また、お得にゲーミングPCがほしい方は「ドスパラのセール情報」「マウスコンピューターのセール情報」「フロンティアのセール情報」をまとめているので参考にしてみてください。
『ストリートファイター5』おすすめゲーミングPC
・最安PC → 「とにかく安い入門モデル」
・推奨PC→ 「中級者向けコスパ最高モデル」
・超ハイエンドPC→ 「上級者向けハイエンドモデル」
・ゲーミングノートPC→ 「ミドルスペック&軽量ノート」
BTOショップは様々ありますが、当サイトでは「ドスパラ」と「マウスコンピューター」を中心におすすめモデルを紹介しています。
ドスパラはとにかく納期が早いのが特徴で、マウスコンピューターは高品質な部分が特徴となっています。
ドスパラは最大60回までの分割払い、マウスコンピューターは最大36回までの手数料を無料で行えるので、一括でなくても長期的な支払いを行うことでPCを購入することが可能です。
PCゲーム初心者にはとにかく安い入門モデルがおすすめ
グラフィック : GTX 1650
メモリ : 16GB DDR4 SDRAM
ストレージ : 500GB NVMe SSD
とにかく安く『ストリートファイター5』をプレイしたいなら、このモデルがおすすめです。
最高画質だと重いステージによっては対戦中にフレームレートが落ちる可能性はありますが、設定を下げればどのステージでも60fpsの維持は余裕です。
PCゲームは『ストリートファイター5』しかプレイする予定がない!という方にとってはまずはこれから入門することをおすすめします。
入門PCといっても、99%以上のPCゲームはグラフィック設定さえ落とせば快適に動きます。
最高設定で快適に遊びたい中級者は人気no.1モデルがおすすめ
『ストリートファイター5』はキャラクターが出す必殺技や、ステージのエフェクトによってはフレームレートが落ちてしまうことがあります。
それでもこのモデルならどんな場面でもフルHDなら60fpsの維持が余裕なので、戦闘中に重くなってコマンドが入力できなかった!なんてミスは起きません。
いや、実際にミスは起こるのですが、それはPCではなくプレイヤーがミスってるだけです。
画質とフレームレート、どちらも重視したいプレイヤーにとってはこのモデルが最適です。
4K 60fpsを目指す上級者にはハイエンドゲーミングPCがおすすめ
グラフィック : RTX 4070 Ti SUPER
メモリ : 32GB
ストレージ : 1TB Gen4 SSD
間違いなくハイエンドクラスの最高級のゲーミングデスクトップパソコンです。
これまでに紹介したPCと比較してもずば抜けて性能が高く、『ストリートファイター5』をプレイしながらの配信や動画編集など快適に行うことだってできます。
4Kモニターを使うのは格闘ゲームでは珍しいですが、「4K」を最高設定+60fpsでプレイするのも余裕です。
4K画質でのプレイは、画面内に映るキャラクターや必殺技の躍動感が増し、『ストリートファイター5』の迫力がグレードアップします。
「最高のゲーム環境がほしい」という人や「4K画質で楽しみたい」方はこちらのモデルを買うことをおすすめします。
ゲーミングノートPCならミドルスペック・軽量モデルがおすすめ
グラフィック : RTX 4050
メモリ : 16GB
ストレージ : 512GB NVMe SSD
モニター : 144Hz 15.6インチ
重量 : 2.2kg
バッテリー : 6.4 時間
「場所を取りたくない」「手軽に持ち運びたい」という方はゲーミングノートPCも選択肢に入ってきます。
ガレリアのノートPCはゲーミングノートPC特有の「重くて持ち運びにくい」「グラボが古い」「モニターがしょぼい」なんて弱点を完全に克服しています。
144Hz対応モニターなので周辺機器を揃える必要もなく、コントローラーさえ繋いでしまえばどこでも『ストリートファイター5』を遊ぶことができます。
他にも格安から超高性能まで、優秀なゲーミングノートPCを厳選して紹介しているので、ノートPC派の方は「おすすめゲーミングノートPC」を参考にしてください。
『ストリートファイター5』をプレイするなら家庭用版よりPCがおすすめ
『ストリートファイター5』をプレイするためにはゲーミングPCを用意するのが最も有利です。
最もラグなくプレイするためにはゲーミングPCが必須だからです。
PC版では144hz/240hzモニターでプレイすると遅延が減る
格闘ゲームでは基本的に60fpsが上限で作れているため、144hzや244hzモニターの恩恵がないと言われていました。
ですが、最近は60fpsのゲームであっても、144hz以上でも明らかに表示遅延が大幅に減少するという事実が格闘ゲーム界隈で広まりました。
表示遅延の減少による主なメリットは、自分の攻撃がヒットしたかどうかが判別しやすくなる、相手の動きに対してとっさの反応ができるなど様々なメリットがあります。
プロ格闘ゲーマーであるウメハラ氏も配信中、244hzモニターに変更してから「前(60hz)に比べて明らかに良くなった」ということを発言しています(DaigoTheBeasTV)。
他にも、プロゲーマーによるヒット確認(攻撃がヒットしているかガードされているかを1発目で確認すること)の検証では
設定 | ヒット確認成功数 |
---|---|
60hz | 2/20 |
144hz | 9/20 |
240hz | 9/20 |
上記のように、60hzと144hz/240hzで大きく差が開いた結果となりました。
これらのリフレッシュレートによる恩恵はPS4やPS5では効果がなく、PC版でしか受けられません。
そのため、ガチで『ストリートファイター5』をやり込む方には、60fpsを安定して出せるスペックと144hz以上のゲーミングモニターが必須となります。
PS4・PS5と比べてもロード時間が圧倒的に早い
動画はSSDを搭載したPCとPS5とPS4(Pro)でのロード時間を検証したものです。
ハード | ゲーム起動までのロード時間 |
---|---|
PC(SSD) | 54秒 |
PS5 | 1分2秒 |
PS4(Pro) | 2分11秒 |
PCとPS4では約1分間ものロード時間の差があります。
ロード時間が遅いとゲームのやる気自体が削がれますし、モチベーションがどんどん低下していきます。
1秒でも早く読み込むことができるPC版でプレイすればトレーニングモードやネット対戦もサクサクできるため、PC版でのプレイをおすすめします。
PC版ならMODが使用し放題
家庭用ゲーム機では絶対にできないPC版ならではの遊びの一つが「改造MOD」です。
上のようにストリートファイターシリーズでおなじみのリュウを悟空に変更できるMODや、ステージ自体を新しく追加するMODなど様々あります。
対人戦は好きじゃない、という人は、PC版の改造MODで自分だけの『ストリートファイター5』を作ってみるのもおすすめの遊び方です。
表示遅延を最大まで減らしてプレイしたいならゲーミングモニターが必須
せっかく良いゲーミングPCで高フレームレートを出せても60Hzモニターだと遅延が大きいので、表示遅延が少ない高リフレッシュレート対応ゲーミングモニターを用意しましょう。
以下のボタンからAmazonのゲーミングモニターの売れ筋ランキングがチェックできるので、気になった方は参考にしてみてください。
\ Amazon売れ筋モデル /
『ストリートファイター5』におすすめのゲーミングモニターを紹介します。
BenQ ZOWIE XL2411K
24インチ | 1ms | 144Hz |
「60Hzモニター」と「144Hzモニター」の差は明確です。
FPSやTPSをプレイするなら144Hzモニターを使用するのが定説です。
実は、格闘ゲームでも60Hzに比べて144Hzモニターのほうが表示遅延が減り、相手の動きが見やすくなる、コンボを決めやすくなる、などのメリットがあります。
CPU戦やトレーニングモードしかプレイしないという人には「60hzモニター」でも問題ありませんが、対人戦でガチで勝ちたい!という人には「144Hzモニター」は必須です。
ここをクリアしていれば『ストリートファイター5』で極端に不利になることはないので、いわば「eスポーツ入門用モニター」です。
以下の記事では格安モデルから「4K 144fps」まで、さまざまな144hz対応ゲーミングモニターを紹介していますので参考にしてください。
BenQ XL2546K
24.5インチ | 0.5ms | 240Hz |
240Hz対応ゲーミングモニターは、144Hzに比べても表示遅延の差は僅かですが、『ストリートファイター5』で他プレイヤーと1ミリの差でも埋めたいという人にとっては最適なモニターです。
サイズは24インチ前後、応答速度が1ms前後で、240Hz対応しているフルHDのゲーミングモニターであればどれでも構いませんが、「BenQ XL2546K」の応答速度は0.5msと非常に優秀です。
トッププロだけでなく、デバイスを言い訳したくないガチプレイヤーの多くが240Hz対応モニターを採用しています。
以下の記事では他にも厳選した240hz対応ゲーミングモニターを紹介しているので、モニター選びに迷った方は参考にしてください。
Acerゲーミングモニター SigmaLine 28インチ 4K TN
28インチ | 1ms | 60Hz |
TNパネルで応答速度1msというゲームプレイにぴったりのタイトな仕様で、まさに「ゲーミング4Kモニター」です。
28インチの大画面なので、4K画質でのプレイも楽々こなし、『ストリートファイター5』の格闘ゲームがより迫力あるゲームへと進化します。「144hz」や「240hz」と比べると「4K」はあまり使われていませんが、MODで遊びたい勢にはおすすめです。
プロチームのおすすめゲーミングPCまとめ【マウスコンピューター・パソコン工房】
これまでに『ストリートファイター5』を快適遊ぶためのゲーミングPCを紹介してきました。
それとは別にBTOショップの「マウスコンピューター」や「パソコン工房」では、『ストリートファイター5』で活躍するプロゲーマーが所属するプロチームがおすすめするゲーミングPCが販売されています。
以下では、マウスコンピューター×プロチームのおすすめゲーミングPCを紹介していきます。
格闘ゲームのプロに限らず、プロゲーマー・有名ストリーマーとのコラボPCをもっと知りたい方は「プロゲーマーコラボPCまとめ一覧」を参考にしてみてください。
DetonatioN GamingおすすめゲーミングPC
グラフィック : RTX 3060
メモリ : 32GB
ストレージ : 512GB NVMe SSD/2TB HDD
「DetonatioN Gaming」は「板橋ザンギエフ」選手や「ナウマン」選手が所属しているプロゲーミングチームです。
Detonation GamingおすすめのゲーミングPCはRTX 3060が搭載されているミドルレンジモデルで、『ストリートファイター5』を144fpsで遊ぶには十分すぎるスペックです。
また、メモリが32GB搭載されているのが特徴的なポイントで、ブラウザのタブを大量に開いたり、動画編集などベツ作業を行ったままゲームを開いてもまったく重くなりません。
PCのスペック・価格ともに十分すぎるゲーミングPCモデルです。
Good 8 SquadコラボゲーミングPCモデル
「Good 8 Squad」は大きな大会で優勝経験のある「ガチくん」・「カワノ」選手や、バイソン使いの強豪プレイヤーである「ぷげら」選手が所属するプロチームです。
「Good 8 Squadコラボモデル」は、特典として「Good 8 Squad」の限定壁紙や、PCケースのLEDを自由に変更できる、RGB Bulid機能が備わっています。
もちろん、どのモデルを買っても『ストリートファイター5』を快適に遊ぶことができるので、『ストリートファイター5』以外のゲーム性能にもこだわるかどうかが重要になります。
ラインナップも15万円~50万円台の様々なラインナップが備わっているので、自身の予算に合わせて購入することが可能です。
『スト5』おすすめゲーミングPC購入時によくある質問
- デスクトップとノートはどっちがいい?
-
「性能」や「コスパ」を重視するならデスクトップPCがおすすめ、「コンパクトさ」や「持ち運びやすさ」を重視するならノートPCがおすすめです。
- グラボなしで遊べる?
-
画面の解像度やビデオ設定をすべて最低まで下げてようやくカクカク動くかどうかというレベルなので、基本的には遊べません。
- PC版のコントローラーは何を使えばいい?
-
パッド、アーケードコントローラー、キーボード、何でも自由に使えます。
「格ゲーにおすすめのコントローラー」の記事で選び方を詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
- PC版のメリットは?
-
家庭用版より遅延が少なく操作しやすくなっています。
また、144Hzのゲーミングモニターの恩恵を発揮することができるので、プロプレイヤーの間ではPC版でのプレイが主流となっています。
『ストリートファイター5』おすすめゲーミングPCまとめ
格安ゲーミングPCからガチ勢もしくは配信者向けのハイエンドゲーミングPCまで幅広く紹介しました。
以下、記事で紹介したモデルのおさらいです。
・最安PC → 「とにかく安い入門モデル」
・推奨PC→ 「中級者向けコスパ最高モデル」
・超ハイエンドPC→ 「上級者向けハイエンドモデル」
・ゲーミングノートPC→ 「ミドルスペック&軽量ノート」
こちらの記事では、当サイトが厳選した「初心者向けのおすすめゲーミングPC」を総合的に紹介しています。 「ゲーミングPCの基礎知識」「おすすめBTOショップ」についても解説していますのでこの記事で欲しいゲーミングPCが見つからなかった方はあわせてご確認ください。